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新球場の完成で巻き返しを狙うレンジャーズが先ずは2投手を補強

 

 

MLB移籍情報

 

 

投手陣の整備をすすめるレンジャーズ

 

 隣接地に2020年の完成を目指して新球場の建設が進むレンジャースが、投手時を中心に積極的な補強を行っている。

 

 現地11月26日には、ウエーバーでインディアンスからリリーフ右腕のニック・グッディを獲得した。28歳の右腕は今季、6月上旬にメジャー昇格を果たし、39試合に登板して3勝2敗、10ホールド、防御率3.54、奪三振率11.07をマーク。18年は故障に悩まされたが、17年には56試合で1勝2敗、防御率2.80、WHIP1.08と好成績を残している。

 

 MLB.comによるとグッディは3年以上のメジャー経験があるため、年俸調停権を有する選手のため、5日以内にレンジャーズへの移籍を受け入れるかフリーエージェント(FA)になるかを選択することができる。おそらく受け入れるものと思われるが、ア・リーグ11位(防御率)だったブルペンに多少の厚みが出ることになる。

 

 

 

 

 さらに、レンジャーズは翌日には、ツインズからFAの先発右腕、カイル・ギブソンと3年3000万ドルの契約に合意している。18年の契約が420万ドルだったので、年平均1000万ドルの契約は、レンジャーズの期待度の高さがわかる。

 

メジャーキャリア7年。現在32歳のギブソンは、今季ツインズで29先発13勝7敗、防御率4.84、160奪三振をマーク。デビューした13年を除く6年間で183試合に登板しており、レンジャーズではローテーションの3番手クラスとして多くのイニングを投げてほしい存在だろう。

 

レンジャーズの先発陣は防御率でリーグ12位。マイク・マイナーとランス・リンにギブソンを加えても、まだまだ優勝を狙える先発ローテーションではない。ここにジョー・パランボ(MLBランキングチーム内7位)、ブロック・バーク(同9位)、コルビー・アラード(同11位)といった若手の成長を待ちながら、もう1枚実績のあるベテランを追加したいところだ。

 

 

ベルトランの穴を埋める三塁手は?

 

 10月13日の記事でも紹介したとおり、新球場オープンに合わせて積極的な補強が考えられるレンジャーズは、チームの顔ともいうべきエイドリアン・ベルトレが守っていたホットコーナーを誰が埋めるかにも注目だ。

 

FA市場にはアンソニー・レンドンやジョシュ・ドナルドソンらの高額の三塁手からマーティン・プラド(マーリンズFA)、トッド・フレイジャー(メッツFA)など魅力的なオプションがある。

 

 

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