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【MLB移籍情報】有原航平 レンジャーズが入札の可能性

 

MLB移籍情報

 

有原はレンジャーズが入札か!?

 

 

北海道日本ハムファイターズからポスティング制度を利用してメジャー移籍に挑戦している有原航平だが、レンジャーズが興味を示しているという情報が入り、交渉期限が日本時間12月27日午前7時に迫り、コストカットの厳しいシーズンオフの中での移籍に希望の光が差してきた。

 

 

メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは「レンジャーズは間違いなく興味を示している」とし、移籍先の候補になると挙げている。

 

 

レンジャーズやパドレスが有原に関心

有原の代理人は巨人からポスティングを申請した菅野智之投手と同じジョエル・ウルフ氏で、先日のオンライン会見では「7、8球団が興味を示しており、それ以外からも質問が来ている」とコメント。

 

31歳の菅野に比べて28歳と若いのも有利なポイントかもしれない。

 

 

有原のセールスポイントは?

有原は、今季20試合に先発して8勝9敗、防御率3.46を記録。通算6シーズンで60勝50敗、防御率3.74という成績を残している。

 

平均球速148キロのスプリットも大きな武器で、最近移籍した投手では平野佳寿が右打者のフロントドアに落ちるスプリットでダイヤモンドバックス1年目に32ホールド、防御率2.44と好結果を残した。

 

 

レンジャーズではエース格になれる可能性も

新球場が完成した1年目にアメリカン・リーグでワーストとなる22勝38敗に終わったレンジャーズ。先発投手陣のスタッツは、防御率で30球団中24位と酷い状態。デプスを見るとわかるが、先発ローテーションの核になる投手がいない。

 

今オフには期待外れに終わったコーリー・クルーバーの来季オプションを破棄し、エース右腕のランス・リンもトレードでホワイトソックスへ放出。

 

19年に契約したカイル・ギブソン(12試合1勝1敗、防御率5.35)とジョーダン・ライルズ(1勝6敗、防御率7.02)の2人は不安定。ほかには26歳のデーン・ダニング、26歳のカイル・コディ、23歳左腕コルビー・アラードは実績がない。

 

このCクラスの先発ローテーションに有原が加わればローテーの1、2番手を争えるだろう。

 

飛ばし記事の可能性もあるが、レンジャーズならコマ不足で層も薄く、ダルビッシュ有などが、これまで実績を残しており、日本人投手を獲得することに躊躇はないだろう。

 

トヨタの工場もカリフォルニアからテキサスに移転したし、日本人に対する好感度も良い土地柄だから...。根拠はないが、可能性はありそうな気がする。

 

ただし、大幅な減収減益でコストカットの厳しいオフだから高額は期待できないだろう。