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【MLB契約情報】メジャーリーグは単年契約が続くFA冬の時代

メジャーリーグは単年契約が続くFA冬の時代

 

 

このブログに目を通してくださる方ならご存じだと思うが、単年(1年)契約は経営者(球団)からすれば最高の契約だ。逆に選手側からすれば、これほど不安定な契約はないだろう。

 

 

メジャーもFA冬の時代

 

コロナ禍での減収減益が伝えられるメジャーリーグの各球団だが、(これまでの内部保留はほとんど公開されていない)、それを都合の良いことにフリーエージェント(FA)選手たちは単年契約という“冬の契約時代”を迎えている。

 

 

 

レッドソックスがマット・アンドリース投手と1年契約

 

レッドソックスは日本時間12月24日、エンゼルスからノンテンダーFAとなっていた31歳右腕マット・アンドリースと1年契約を結んだことを発表している。

 

 

アンドリースの年俸は185万ドル。22年の契約は年俸350万ドルの球団オプションまたはバイアウト25万ドル。「フェンウェイ・パークは一番好きな球場だった」というアンドリースの今季はエンゼルスで16試合(うち1先発)に登板して2勝4敗2セーブ、3ホールド、防御率4.50、奪三振率9.28だった。

 

キャリア6年で先発登板50試合、リリーフ183試合。通算防御率4.57。K/BB3.16。GO/AOは1.07で低めにカッターを投げ込むゴロ投手。

 

 

タイガースがホセ・ウレーニャと1年契約

 

MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによるとタイガースは現地23日(日本時間24日)、マーリンズからノンテンダーFAの先発右腕ホセ・ウレーニャと1年契約を結んだ。

 

ドミニカ出身のウレーニャは29歳。21年の年俸は325万ドル。この契約には先発登板数に応じて最大25万ドルのインセンティブになっている。マーリンズ6年間で32勝(46敗)、防御率4.60。

 

タイガースとしては今オフ最初のメジャー契約が1年契約という最高の形で先発ローテーションクラスの右腕を獲得した。しかも僅か300万ドルちょっとのリーズナブルな価格だった。

 

 

 

レッズが救援右腕ガルシアとメジャー契約

 

レッズが現地23日(日本時間24日)、レイズから放出の救援右腕エドガー・ガルシアとメジャー契約を結んでいる。

 

地元紙「シンシナティ・インクワイアー」のボビー・ナイチンゲールによると、ガルシアがメジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は60万ドル。

 

 

さらにレッズは、ウエーバーでレッドソックスからデイビー・グルーロン捕手を獲得している。グルーロンは来季、タッカー・バーンハントやプロスペクトの24歳タイラー・スティーブンソンらと正捕手の座を争うことになる。

 

 

 

 

▽Information source

 

http://www.mlb.jp/category/news/#38333