MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

メッツ、プロスポーツ史上最高額契約でソト獲得 15年総額7億6500万ドル

 

ウィンターミーティングを前にフアン・ソト外野手争奪戦に決着がついた。最後はニューヨークの2チームによる争奪戦になった結果、メッツがソト獲得に成功。代理人はスコット・ボラス氏。このビッグディールについては複数のメディアが伝えているので、それらの情報をもとに簡単に紹介したい。

 

 

MLB契約情報  

 

 

ビッグ・アップルに若き才能が!

 

メッツとソトの契約は、15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)という空前絶後の超大型契約で、昨年、大谷翔平ドジャースとの間で結んだ10年総額7億ドルを更新し、プロスポーツ選手史上最高額となった。

 

 

 

 

今後さらに詳細が公開されるものと思われるが、現時点で流れている情報をまとめると、後払いはなく5年目のシーズン終了後に、選手側にオプトアウトの権利が付くようだ。

 

ただし、メッツは残りの10年、4000万ドル(年400万ドルの追加)を支払えば、ソトのオプトアウトを無効にできるという。

 

その場合、ソトには最初の5年間で3億500万ドル(年平均6100万ドル)が支払われ、ソトが5年後にオプトアウトの権利を行使し、メッツがそれを阻止した場合、15年間の総額は8億500万ドル(年平均5367万ドル)になる計算だ。

 

ソトの契約交渉に関しては、ヤンキース、メッツ、レッドソックスブルージェイズドジャースが熾烈な「争奪戦」を繰り広げた。

 

 

「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲールによれば引き留めたいヤンキースが最終的に16年総額7億6000万ドルまで引き上げたようだが、資金力で上回るメッツ・オーナーの大富豪スティーブ・コーヘン氏が、それ以上の契約額を提示して熾烈な争奪戦を制したようだ。

 

 

 

 

代理人は敏腕スコット・ボラス氏で、12月2日の記事でも紹介したが今オフはスコット・ボラス氏のオフィスと代理人契約を結ぶ選手たちが続々と早めに契約を決めている。

 

 

【ボラス案件の契約】

 

ニック・マルティネス⇔レッズ

菊池雄星エンゼルス

ブレイク・スネル⇔ドジャース

マシュー・ボイド⇔カブス

フランキー・モンタス⇔メッツ

フアン・ソト⇔メッツ

 

 

 

 

ワールドシリーズ中に26歳を迎えたソト。若き天才は今後のキャリアでどのような成績を残すのか?

 

大谷翔平とフアン・ソトは、現在スポーツ界で最も優れた才能を持つ2人だが、ソトに大谷を超える価値があるのか、今後の活躍に注目だ。