MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍するサムライメジャーリーガーたち

大谷翔平、ルースと並ぶ104年ぶりの偉業!通算118号HRと日米1000奪三振も

 

日本のメジャーリーグファンにとって、これほどうれしい瞬間はない。海を渡ったサムライ野球選手が偉業に到達した。

 

ただし、考えてみればこれは単なる通過点かもしれない。

 

 

 

大谷翔平NEWS

 

104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」+通算118号HRと1000奪三振

 

大谷翔平投手が今季19試合目の先発登板で初のメジャー10勝目を飾った。

 

先発投手の勝利数はその投手を評価する上ではそれほど重要ではないが、この場合は、1918年のベーブ・ルースと比較することで、意味を持つ。

 

時代背景やボールの質、スタジアムの広さなど、単純には当時とは比較できないが、大谷翔平は、1918年のベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」に到達した。

 

 

 

 

試合展開

 

現地8月9日(日本時間10日)、大谷翔平投手は敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で出場。6回91球で奪三振5、与四球3、被安打4、無失点の好投で10勝目(7敗)を挙げた。

 

この試合で大谷は1点リードの3回裏、先頭打者ジョナー・ブライドを空振り三振に仕留め、日米通算1000奪三振NPBで624K、MLBで376K)も記録している。

 

その直後の2死一、三塁では、ラモン・ラウレアーノが放った強烈な打球が左足に直撃するアクシデントで心配したが、痛みをこらえて奮闘する大谷を5回にはテイラー・ウォードが15号3ランでランサポート。

 

 

大谷は、4点リードをもらって5回1死ではニック・アレンから空振り三振を奪いキャリアハイとなる今季157奪三振をマーク。これはア・リーグ(AL)4位。次の6回を三者凡退に抑えた。

 

ダメ押しの25号ソロ本塁打

そして、7回の第4打席では自らの10勝目を確実にする25号ソロ本塁打を放った。これは、イチロー氏を抜く日本人選手2位のメジャー通算118号本塁打になった。

 

大谷は7回も投げようとしたが、ネビン監督代行が止めた。5点をリードした場面で勝利投手の権利を持って6回を投げ切ってマウンドを譲った。

 

大谷が7回も行こうとした理由は、『ケガが関係している事だから、とアンパイアに説明して交代させてもらった。ショウヘイは故障明けのハーゲットに急いで準備させたくなかったからベンチから出て行った。ハーゲットとの連絡でショウヘイとの連携が完璧ではなかった。』と、ネビン監督代行は語った。

 

ちなみに、この日の打者・大谷の第1打席は四球。第2打席はファーストゴロ、第3打席はセカンドへの内野安打、第4打席が左腕から今季6本目をライトスタンドに運んだ。

 

 

 

この日は、4打席3打数2安打、1打点、1四球で8回表一死満塁で回ってきた第5打席は代打を送られて交代した。大谷を観たい敵地のファンから凄いブーイングが起こった。

 

 

 

 

 

 

【投手成績】

 

19試合、111イニング、防御率2.68(AL6位)、FIP2.45(AL2位)、WHIP1.045(AL8位)、奪三振157(AL4位)奪三振率12.73、被打率.214(AL7位)、QS率57.6%。

 

 

【打撃成績】

 

107試合、399打数102安打の打率.256本塁打25三塁打3、二塁打17)、打点66、塁打200、四球54(死球4)、盗塁11、出塁率.348、長打率.501、OPS.849となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

MLB2022 トレードデッドライン後のトランザクション ②

 

メジャーリーグの夏の風物詩ともいえる「フラッグディール・トレード」はこのブログでも一部を紹介したが、Baseball Trade Valuesというサイトの調べでは、6月からデッドラインまでに52件のトレードが成立。残り24時間を切ってからでも27件のトレードが成立した。

 

 

メジャーリーグ移籍情報

 

 

昨日はデッドライン後のトランザクションを紹介したが、その第2弾。

 

 

ガーディアンズがレイエスDFA

 

パイレーツが筒香嘉智DFAを発表したが、ガーディアンズは現地6日、2019年に自己最多の37本塁打を放ったフランミル・レイエスDFAを発表した。 

 

レイエスは昨季も115試合で打率.254、30本塁打、85打点、OPS.846。

 

メジャー5年目で、今季はここまで70試合に出場して打率.213、本塁打9、打点28、OPS.603と不振だった。263打席で104三振を喫しており、三振率は37.1%に達する。

 

196センチ、120キロという体型について「太りすぎでは」との指摘もあったという。

 

ガーディアンズはトレード・デッドライン前にレイエスのトレードを模索していたものの、交渉は成立しなかった。

 

 

そのレイエスカブスが獲得

 

レイエスはマイナー3Aコロンバス・クリッパーズへ降格4日後にDFAが発表されたが、その後、現地8日にカブスがクレームを入れてレイエスをウエーバーで獲得したと発表。

 

レイエスの今季の年俸は455万ドルで残りの年俸を日割り計算でカブスが負担する。

 

 

 

 

カブスがヘイワードの解雇を発表

 

カブスは現地8日、ジェド・ホイヤー編成本部長が、今季終了後にジェイソン・ヘイワード外野手の契約を解除することを発表した。

 

33歳のヘイワードは8年1億8400万ドルの大型契約の一部2200万ドルが来季も残っているが、その分はカブスが負担するようだ。カブスは契約満了を待たずにヘイワードを解雇する。

 

ヘイワードはブレーブスで5年、カージナルスで1年プレーしたあと、8年契約でカブスに加入。移籍1年目は不本意な成績ながらもワールドシリーズ制覇の一員だった。

 

右翼手としてゴールドグラブ賞に5度選出されているが、ここ2年は打撃成績が振るわず、今季は48試合に出場して打率.204、1本塁打、10打点、OPS.556。故障が続き、現在は右膝の炎症のため負傷者リスト入りしている。

 

若手からはリスペクトされているヘイワードだったが、カブスは今後、出場機会を他の若手選手に与える方針で、試合に出場することを望むヘイワードと長期間の話し合いを行ってきた結果、ヘイワードが新天地を探すことができるよう、今季終了後に解雇することを決めたようだ。

 

カブスは名手シモンズ遊撃手もDFA

 

多少前後するが、カブスは現地6日、ゴールドグラブ賞4回選出の名手アンドレルトン・シモンズ遊撃手DFAとした。

 

メジャー11年目のシモンズは3月にカブスと単年400万ドルで契約したが、右肩を2度痛めて35試合の出場にとどまり、打率.173、OPS.413。7月10日のドジャース戦が最後の出場だった。

 

DFAとは、ロースター40人枠から外す措置を球団側がとったということだが、事実上の戦力外通告

 

ただし、実績もあり、 MLBサービスタイムも9.122と10年まであと僅か。実働10年で60歳からもらえるメジャー年金が満額(毎年21万ドル)になるため心身共にヘルシーな状態なら多少悪い条件でも移籍先を見つけて現役を続けるかもしれない。

 

シモンズはコロナ禍で「うつ病」になったことを以前に公表していたので、心身ともにヘルシーならという条件付きだが...

 

 

 

 

 

 

 

筒香DFAなどトレードデッドライン以降のトランザクション

 

メジャーリーグの夏の風物詩ともいえる「フラッグディール・トレード」だが、Baseball Trade Valuesというサイトの調べでは、6月からデッドラインまでに52件のトレードが成立。残り24時間を切ってからでも27件のトレードが成立した。

 

その動きは一部だけ紹介したが、ここではトレードデッドライン以降のトランザクションを紹介していきたい。

 

 

メジャーリーグ移籍情報

 

パイレーツが筒香嘉智DFA

 

個人的に気になる選手だけを紹介したい。パイレーツが筒香嘉智DFAを発表した。

 

DFAとは、ロースター40人枠から外す措置を球団側がとったということだが、事実上の戦力外通告だ。

 

 

メディアによればパイレーツはこの日、救援投手のデービッド・ベッドナーを負傷者リスト(IL)に入れ、ヨハン・ラミレス投手とトゥクピタ・マルカーノ外野手の2名をメジャーにコールアップ。その1枠を開けるために筒香DFAとなった。

 

筒香の年俸(単年400万ドル)は保証されているが、仮に他の球団が数日内にクレームを入れれば筒香の残りの年俸を日割り計算で負担して獲得できることになる。

 

ただし、ここまで50試合に出場して打率.171(170打数29安打)、本塁打2、打点19、出塁率.249、長打率.229、OPS.478では、どの球団からも声はかからないだろう。

 

日本のプロ野球では実績ある選手なので、広島でプレーする秋山翔吾のようにNPBの球団からオファーを受けて日本に帰ってプレーする可能性が高い。

 

筒香だけではない。ガーディアンズは現地6日、2019年に自己最多の37本塁打を放ったフランミル・レイエスDFAを発表した。

 

メジャー5年目のレイエスは、ここまで70試合に出場して打率.213、本塁打9、打点28、OPS.603と不振だった。

 

カーショーが今季2度目の負傷者リスト

 

ドジャースの球界を代表する左腕であるクレイトン・カーショーが8月3日から15日間の負傷者リスト(IL)に登録された。

 

カーショーは34歳。腰に持病があるのは有名で、これまでもたびたびIL入りしているので、ドジャースでは想定内だろう。10月のポストシーズンにむけての温存措置かもしれない。

 

今季ここまで15試合に先発して85.1イニング、7勝3敗、防御率2.64、88奪三振を記録している。

 

カーショーは5月中旬から約1カ月、右の仙腸関節の炎症で戦列を離れており、IL入りするのは今季2度目。

 

ドジャースはトレード・デッドラインで先発投手の補強を行わなかったが、それでも8月1日から8連勝中。

 

カーショーがお休み中でも左腕のタイラー・アンダーソンが7回無失点の好投。

 

同地区ライバルのジャイアンツ相手に4連戦スイープ。2位のパドレスにも3連戦スイープで15.5ゲーム差をつけて独走中。

 

 

ア・リーグヤンキースがここへ来て5連敗で、勝率ではドジャースがMLB30球団でトップだ。

 

 

 

 

▽記事参考/引用

 

Key Takeaways from the 2022 Deadline » Baseball Trade Values