MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平、早くも今季4度目の猛打賞 打率、OPSで両リーグトップに!

 3日前、日本選手最多のメジャー通算176号をマークした日にシーズン打率でも「首位打者」に躍り出たドジャース大谷翔平が、この日も3安打と躍動した。チームは計20安打の猛攻で連勝。3ゲームシリーズのGAME2で勝ち越しを決めた。

 

 

MLB2024 GAMEDAY

 

 

 日本時間25日、敵地でのナショナルズとのGAME2で大谷は「2番・DH」でスタメン出場。

 

 初回一死の第1打席は打球115.6マイル(約186キロ)で右中間を破る痛烈な二塁打。連続出塁を22試合に連続試合安打を9に伸ばした。

 

 

 2回一死1塁の第2打席はファーストゴロ併殺打に倒れ、第3打席は特大のセンターフライ。第4打席は空振りの三振に倒れた。

 

 しかし。この後が凄かった。5点リードの8回一死3塁の第5打席は右中間へタイムリ二塁打。6点リードの9回二死1、3塁の第6打席では前夜に衝撃弾を放ったマット・バーンズ投手から左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。

 

 この日は、タイムリー2本を含む6打数3安打2打点の活躍。マルチ安打は今季26試合の出場で12度目、1試合3安打は今季4度目となり、打率は.371、OPSは1.128まで上昇している。

 

 

 

 

 右肘のリハビリも兼ねて打者として専念している大谷の2024年シーズンだが、打撃部門では一時的かもしれないがアベレージで両リーグ1位。ほかにはヒット数39も同1位。二塁打14も同1位。OPSでも同1位に立っている。

 

 あわやホームランかと思わせるフェンス直撃弾もあっただけに本塁打部門でもトップに立つ日は来るような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大谷翔平が6号HR アッパーデッキに飛び込む特大弾

 

 ドジャース大谷翔平が現地火曜日のナイターで自己キャリア最速の今季6号ホームランをワシントンのアッパーデッキに届けた。

 

大谷翔平NEWS  

 

球団最速、自己最速、今季最速の豪快弾

 

 ドジャーススラッガーは、火曜の夜、ロサンゼルスがワシントンに4対1で勝利した試合の9回にナショナルズ・パークのライト2階席に飛距離450フィート、打球初速118.7マイルという今季メジャー最速のホームランを放った。

 

 

 

 

 大谷は「2番・DH」でスタメン出場。最初の3打席はセカンドゴロ、センターライナー、センターフライで凡退。4打席目は四球。

 

 センターフライが出た大谷は40%以上の確率で本塁打をマークしているというデータもあり期待されたが、そのデータ通り第5打席に豪快な花火がワシントンの夜空に舞いあがった。

 

 これはスタットキャストが2015年に記録を開始して以来、ドジャース選手による最も強烈な本塁打となり、2018年のマニー・マチャドの時速115.6マイルをはるかに上回った。

 

 

 

 

 大谷は4打数1安打1打点1四球で今季の打撃成績は打率.364、出塁率.430、OPS1.107となっている。

 

 

 

 

 

大谷翔平 メジャー通算日本人最多の176号本塁打!「新たな歴史を開拓」

 

 ドジャース大谷翔平が日本時間22日、本拠地でのメッツ戦で8試合ぶりにホームランを放ち、メジャーリーグ通算の本塁打数を176本として、日本選手の最多記録を更新した。

 

大谷翔平NEWS  

 



大谷翔平が“ゴジラ”を超える

 

 大谷は「2番・DH」でスタメン出場。第1打席は変化球にタイミングを外されて空振り三振。

 

 メッツの先発は右腕のエイドリアン・ハウザー。多くのファンが待ち望んだ ゴジラ超えの一発が出たのは3回一死一塁だった。

 

 

 

 

 ハウザーの1ストライクからの2球目、真ん中の81・7マイル(約131・5キロ)のスライダーを捉えた。当たった瞬間に確信歩き。

 

 打球角度30度、打球初速度110マイル(約177キロ)の豪快なアーチをカリフォルニアの青空に打ち上げた。飛距離423フィート(約128.9メートル)だった。

 

 

 

 大谷の今季第5号は、今月12日の試合で175本目を打って以来、8試合ぶりの本塁打で、メジャー通算の数を176本とし松井秀喜氏を抜いて日本選手の最多記録を更新した。

 

 ドジャースファンは総立ち、相手のライトは一歩も動かなかった完璧なショットだった。

 

 ドジャースタジアムの電光掲示板には「176」の数字が表示され、大谷選手を祝福した。

 

 MLB公式サイトは「大谷が松井を抜いて日本生まれのMLB選手で最多本塁打となった」と速報した。

 

 大谷は「早く打ちたいと思っていたので、まず打てて安心と喜びとどっちもあるかな」。試合直後、現地放送局のインタビューに答えた。チームが連敗を止めたこともあり、安堵の表情を浮かべていた。

 

 ドジャースで5本目のホームランとなり、野茂英雄氏を抜いて日本生まれの選手では沖縄生まれのロバーツ監督の7本について2位になったが、この記録を抜くのは時間の問題だろう。

 

 

 

 

 ロバーツ監督は大谷選手のホームランについて「彼は『次は私の番だ』と言ってきた」と大谷選手とのやり取りを明かし、笑顔を見せたという。