現地時間7月25日(日本時間26日)のメジャーリーグはパドレスのディラン・シースが球団2人目のノーヒッターを達成。ドジャースのクレイトン・カーショウが今季初登板した試合で大谷翔平が日米通算250号本塁打。レンジャーズのマックス・シャーザーがメジャー史上10人目の通算3400奪三振をマークするなど記録づくめの一日になった。
MLB2024 GAMEDAY
パドレスのシースがノーヒッター
パドレスの右腕シースは敵地でのナショナルズ戦GAME3に今季22試合目の先発登板。114球を投げてストライク71球、被安打0、奪三振9、与四球3、失点0という内容でノーヒッターを達成して10勝目(8敗)を挙げた。防御率は3.50だが、奪三振は169に達し、4年連続の200奪三振も見えてきた。
味方の好守備にも助けられた。8回にはキーバート・ルイーズの一、二塁間を抜けそうなヒット性の打球をザンダー・ボガーツ二塁手がダイビングキャッチ、一度はファンブルしたが間一髪でアウトにした。
今年の3月にパドレスとホワイトソックスによる1対4の大型トレードで移籍したシースだが、パドレスの投手としては、2021年ジョー・マスグローブに次いで球団史上2人目のノーヒッター投手になった。
シースはメジャー6年目。通算960奪三振でメジャー通算1000奪三振も今シーズン中に達成するだろう。
カーショウ復帰登板に大谷翔平31号HRの祝砲
左肩手術で開幕から負傷者リストに入りしていたクレイトン・カーショウが今季初登板。3回表に2本のタイムリーを浴びたが、4イニング72球を投げて被安打6、奪三振6、与四球2、失点2だった。予想通り最初の5試合ぐらいは球数制限のある登板になるようだ。
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— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) July 25, 2024
ドジャース・カーショー🇺🇸
299日ぶりのマウンド復帰!
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ご家族がスタンドから見守る中
エース左腕が今季初登板!#SFLAD #カーショー#SPOTVNOW で見逃し配信をチェック🎥 pic.twitter.com/QimEMmHmab
試合はドジャースが同点に追いつかれた直後の8回裏にジャイアンツから移籍してきたニック・アーメッド遊撃手の2号ソロ、大谷翔平の31号ソロの二者連続アーチが飛び出してドジャースが6対4で接戦を制した。これでドジャースは同地区対決4連戦を3勝1敗で終えた。
大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、第1打席が四球。第2打席ピッチャーゴロだったが、第3打席はレフトへ二塁打。第4打席レフトライナーに倒れたが、8回裏に回ってきた第5打席ではライトのポール際に31号ソロを放ち、日米通算250本塁打を達成した。
DODGERS SCORE!
— Dodgers Nation (@DodgersNation) July 25, 2024
Shohei Ohtani homers (31) on a fly ball to right field.
Giants: 4
Dodgers: 6
Bottom of the 8th | 1 out#SFvsLAD pic.twitter.com/HlMG2hsM8x
4試合ぶりのホームランは、打球角度46度、約7秒の滞空時間を記録したムーンショットだった。
この日は4打数2安打1打点1四球。打率.312でリーグ首位打者に浮上。本塁打31はリーグ1位、ほかに打点74は6差でリーグ2位。盗塁24、出塁率.399、OPS1.034となった。
シャーザー歴代10位の奪三振記録
今季7度目の先発登板となったシャーザーは、6イニング85球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、失点1の好投。史上10人目となる通算3400奪三振を達成し、通算3393奪三振のジャスティン・バーランダー(アストロズ)を抜いて現役トップに浮上している。
Max Scherzer is now 10th all-time in career strikeouts, passing Justin Verlander 👏 pic.twitter.com/xjjOEYG7we
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) July 25, 2024
もし、シャーザーが、トレード期限までにドジャースに復帰するようなことがあれば面白くなったが、レンジャーズは地区首位のアストロズと2.0ゲーム差の3位で地区優勝の可能性も残しているので残念だが、その可能性は薄いようだ。
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