MLB メジャーリーグ物語

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ドジャースが一発攻勢でレッドソックスをスイープ 大谷翔平 4年連続30本塁打に到達

 

ドジャース大谷翔平が日本時間22日、ホームでのレッドソックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第3打席でドジャースタジアムの場外に飛び出す超特大のホームランを放った。これで4年連続30号に到達し、日米通算250号にも王手をかけている。

 

 

大谷翔平NEWS  

 





GAME1は、フレディ・フリーマン一塁手の逆転グランドスラム。GAME2は、ウィル・スミス捕手の延長10回サヨナラタイムリーなど、劇的な連勝を収めたドジャースだったが、GAME3では6本塁打を集める一発攻勢でレッドソックスをスイープした。

 

 

 

 

ドジャースフレディ・フリーマン(16号ソロ)、テオスカー・ヘルナンデス(20号ソロ)、ギャビン・ラックス(5号ソロ)、オースティン・バーンズ(1号ソロ)、大谷翔平(30号ソロ)、ジェーソン・ヘイワード(5号2ラン)が本塁打を放ち、レッドソックス先発カッター・クロフォードを攻略。

 

大谷は4対2と2点リードで迎えた5回裏の第3打席。カウント2―1から真ん中低めのカットボールを完璧に捉えると、打球はあっという間に右中間スタンドの最上部へ。

 

打球速度116.7マイル(187.8キロ)、飛距離473フィート(144.1メートル)という超特大弾に、ドジャースタジアムは大熱狂の渦に巻き込まれた。

 

スタンド最後部にある「ダイソー」看板の上を通過した大谷の30号は、スタンド奥の通路に着弾して場外に消えていったという信じられない一撃だった。ホームランボールは場外に設置のモニターを見ていたファンがキャッチしたという報告だ。

 

 

 

 

4年連続のシーズン30号は自らの記録を更新する日本人最長記録。メジャー全体でもアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並んで最長タイらしい。

 

この日の大谷は、第1打席が空振り三振、第2打席レフトフライ、第3打席30号ソロ、第4打席は四球という内容で3打数1安打1四球。今季の打撃成績は打率.315、打点70、OPS1.039となった。

 

レッドソックス吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場。第1打席は四球、第2打席は鋭いセカンドライナーに倒れ、第3打席はライト前ヒット、第4打席は死球、9回一死満塁のチャンスで回ってきた第5打席はセカンドゴロに倒れ、3打数1安打2四死球に終わった。今季成績は打率.260、OPS.695となっている。

 

最終回に3点を返されて3点差まで詰め寄られたドジャースだったが、後半戦は粘りの試合展開が目立ち、明日からは同地区ライバルのジャイアンツとホームで4連戦を戦う。

 

左腕のレジェンド、クレイトン・カーショウや前半戦8勝の活躍を見せた右腕タイラー・グラスノーらが復帰間近との報道もあったが、秋のポストシーズンへ向けてコンテンダーとしてトレード・デッドライン前にどんな補強をするのか注目したい。