MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

伝説的シーズンの大谷翔平にまた勲章、史上2度目の両リーグで満票MVP受賞

 

MLBは21日(日本時間22日)、全米野球記者協会員(BBWAA)の投票による今季の両リーグMVPを発表。ナ・リーグでは大谷翔平ドジャース)、ア・リーグアーロン・ジャッジヤンキース)が選出された。両リーグ満票は2年連続史上2度目だった。

 

 

MLB2024 Award

 



ドジャースの大谷は、自身3度目の選出。エンゼルス時代の過去2度は投打の「二刀流」でのMVP受賞だったが、打者として打撃に専念した今季は、ご存じのように159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036で史上初となる「シーズン50本塁打&50盗塁」を達成するなど伝説ともいうべきシーズンだった。

 

過去4シーズンで3度目のMVP受賞。自身2度目の「本塁打王」は両リーグで、フルタイムでのMVPは史上初。両リーグでのMVP選出はフランク・ロビンソン以来、史上2人目。

 

リーグを跨いで2年連続受賞も史上初。通算3度目の満票は史上初だった。

 

BBWAAによる投票が始まった1931年以降、3度MVP受賞したのはバリー・ボンズ(7度)に次ぐ2位タイ。マイク・トラウトアレックス・ロドリゲスら含め12人目となった。

 

 

 

 

一方、ア・リーグではアーロン・ジャッジが2年ぶり2度目の受賞。158試合に出場し、打率.322、58本塁打、144打点、OPS1.159を記録。本塁打、打点、OPSだけでなく、出塁率(.458)、長打率(.701)、四球(133)でもメジャートップの数字を残した。

 

 



ヤンキースの選手がMVPを獲得するのは、これが史上22度目となるが、そのうち満票での受賞は1956年のミッキー・マントル以来史上2人目。