ドジャース大谷翔平が6月10本目の24号本塁打を放っている。この日も本塁打の1打点のほかに4回にはライトへの勝ち越しタイムリーをマーク。チームはブルペン陣の踏ん張りもあって4対3で3連戦の勝ち越しを決めた。
MLB2024 GAMEDAY
日本時間26日、敵地でのホワイトソックス戦GAME2に「1番・DH」でスタメン出場した大谷は、プレーボール直後の1回表先頭の1打席目。今季2発目の先頭打者本塁打となる24号先制ソロをマーク。
大谷の24号ソロは、カウント2-2からの5球目。外角72.9マイル(約117.3キロ)のカーブを上手く捉えた。自身通算8本目のリードオフ弾になった。
打球初速度はメジャー通算195発の中で最も遅い93.8マイル(約151キロ)で、飛距離は376フィート(約115メートル)だった。ドジャースは81試合を消化して大谷は24本塁打。単純計算だがシーズン48本ペースになる。
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— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) June 26, 2024
ドジャース・大谷翔平🇯🇵
2試合ぶり24号!
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⚾️MLB2024シーズン⚾️#ドジャース🆚#ホワイトソックス
9試合連続打点となる
リードオフホームラン!#LADCWS #大谷翔平#SPOTVNOW で見逃し配信をチェック🎥 pic.twitter.com/plcQXUMpD7
この一打で9試合連続打点となり、これはドジャースの最長記録に69年ぶりに並んだ。本塁打はリーグトップ、打率も.320でこの時点でトップ、60打点はリーグトップに4差となった。
一塁を回って珍しいシーンもあった。大谷は逆走してベースを踏み直した。そのことを問われると「踏んだか、踏んでいないかちょっと分からなかったので、一応戻ったという感じですかね。最初は入ってくれない、(フェンスを)越えてくれないかなと思って見ていたので、バットをちょっと持ちすぎていたので、クレイトン(マッカロー一塁ベースコーチ)に『置いて行け』と言う感じで言われて、そのあとに踏んだかどうか分からなかったので、一応戻ったという感じですね」と恥ずかしそうに説明していた。
試合は1回裏にドジャース先発のボビー・ミラーがアンドリュー・ベニンテンディに6号2ランを浴び、エロイ・ヒメネスのタイムリー2塁打で3点を失い逆転されたが、3回表先頭の大谷が四球で出塁したあと、一死後にフレディ・フリーマンが12号同点2ランを叩き込み。4回には大谷が勝ち越しタイムリー。
大谷は4打数2安打2打点の活躍でチームの3連勝に貢献した。
ドジャース先発ミラーは2イニング3失点で降板したが、その後を6人のリリーバーが無失点リレーで1点のリードを守り抜いた。
昨日に続くブルペン陣の踏ん張りで勝利をつかみ取った勝利だった。ドジャースのブルペンはシーズン前は不安視したが、ここまでMLB全体2位(チーム防御率)と奮闘している。