MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

今永昇太の好投でカブスが連敗ストップ! 鈴木誠也も長打2本で今永を援護

 

 カブス今永昇太が6回3失点のクオリティ・スタートでチームの連敗ストップに貢献している。鈴木誠也も長打2本で今永を援護した。カブスは二人の日本選手の活躍もあって連敗を4で止めている。

 

 

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 今永昇太は日本時間28日、敵地でのジャイアンツ戦に今季14試合目の先発登板。今永はメジャー1年目ながら、これまで何度もチームの連敗を止めてきた。

 

 この日も5回までジャイアンツ打線を1安打に封じ込めていたが、6回裏の二死1、3塁から5番ソレアのタイムリ二塁打と暴投で2点を失い、さらに6番マトスの打ち取った当たりが内野安打となる不運が重なり同点に。

 

 

 

 

 今永はこの回限りで降板したが、6イニング93球で被安打5、奪三振3、与四球2、失点3のクオリティ・スタートだった。防御率は3.07となっている。

 

 試合は3対3の同点のまま延長タイブレークに突入。カブスは10回表一死2塁からイアン・ハップの10号2ランで勝ち越し5対3で勝利した。

 

 メジャー3年目で初めてレフトについた鈴木誠也は、先頭打者として迎えた2回の第1打席は見逃し三振。

 

 3回二死1塁の第2打席では強烈なラインドライブの打球がライトオーバーのタイムリ三塁打になり鈴木の一打が欲しかった先制点をチームにもたらした。

 

 第3打席、5回二死2塁の場面では空振り三振に終わったが、8回の第4打席はレフト左へ二塁打を放った。

 

 延長10回の先頭打者として迎えた第5打席はサードゴロ。この日は5打数2安打1打点。5試合ぶりのマルチ安打をマーク。

 

 

 

 

鈴木の6月はOPS.861と復調。5月は怪我からの復帰直後ということもありOPS.586と不調だったが、6月は怪我前の4月のOPS.987に迫る数字を残している。

 

これで今季の打撃成績は打率.266、出塁率.337、OPS.796となっている。