ドジャースの大谷翔平が第1打席に2戦ぶりの一発となる今季21号ホームランをマーク。この自身7本目の先頭打者弾などでリードしたドジャースは投手陣も好投しロッキーズの反撃を3点に抑えて5対3で勝利。同地区対戦のロッキーズ4連戦を3勝1敗としている。
大谷翔平NEWS
現地時間20日(日本時間21日)、大谷翔平は敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席で2試合ぶりのソロ本塁打。
このアーチでブレーブスのマルセル・オズナ外野手を抜いてリーグトップに立った。
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— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) June 20, 2024
ドジャース・大谷翔平🇯🇵
6月男が本領発揮!
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⚾️MLB2024シーズン⚾️#ドジャース🆚#ロッキーズ
リーグ単独トップとなる
第21号先頭打者ホームラン!#LADCOL #大谷翔平#SPOTVNOW で見逃し配信をチェック🎥 pic.twitter.com/WbW4dLs7QK
この日は、第2打席が四球で出塁。第3打席は空振り三振、第4打席はセンターフライ、第5打席は申告敬遠で3打数1安打1打点2四球だった。
4試合連続だったマルチ安打はこの日ストップしたが、5試合連続安打は継続し直近10試合で6発目。打率もグングン上昇して無安打に終わった15日(同16日)のロイヤルズ戦までの打率は.305だったが、前日までに.317まで浮上。この日は.318まで上昇した。
大谷は、先頭打者に変わってから17打席中9打席で出塁している。今季の打撃成績は打率.318、出塁率.391、OPS1.006となっている。
That's a leadoff home run for Shohei Ohtani! 🦄
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) June 20, 2024
(via @Dodgers)pic.twitter.com/ffd4h7ofsB
スポーツニッポン公式サイトによればチーム77試合目で94安打となり、シーズン197本ペースらしく。昨季は151安打だったので今季はそれを上回るペース。
「200安打と本塁打王」を獲得すれば2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来ということだ。
「200安打と本塁打王」を達成した選手は近代野球とされる1900年以降で2021年、23年のベーブ・ルースなど23人いるらしいが、2000年以降では3人で、仮にこのペースで打ち続ければ2001年のヤンキースのアレックス・ロドリゲスが201安打、52本塁打、2004年のドジャースのエイドリアン・ベルトレが200安打、48本塁打、2012年のタイガースのミゲル・カブレラが205安打、44本塁打の記録に迫る。
気の早い話だが、(このままいけば)大谷は彼らレジェンドたちと肩を並べる大記録を達成することになる。
好調の一因は立ち位置の固定
大谷は「同じように構えて、同じ位置に立つっていうのが、一番大事なことではある。球場によって(バッターボックスの)ラインの太さが違ったりするので、そこで多少ずれたりすることがないようにしたいなと思っています。同じ位置で同じように構えるのが、同じようにボールを見るには一番大事なことなので。動く前の段階が一番大事かなと思っています」と説明した。
好調の一因が立ち位置の固定にあるということだ。ゴルフでもアドレスが大切だからわからないでもないが、止まっている球を打つ語るなどと違い100マイル近い速球や変化球に対応するためには立ち位置の固定は重要なのだろう。
具体的には最近の試合で三塁線と本塁を結んだライン上にバットを置き、打席の左足の位置を確認する新ルーティンを始めたとスポニチでは解説している。