ドジャースが最終回に2本のアーチで一挙7得点。5点差を逆転する劇的勝利で2連勝を飾った。大谷翔平は、20号ソロ本塁打をマークするなど3試合連続のマルチ安打で勝利に貢献している。
MLB2024 GAMEDAY
大谷翔平トップタイの20号本塁打
日本時間19日、敵地・ロッキーズ4連戦GAME2に「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平は、2試合ぶりの本塁打となる20号ソロをマーク。
Ohtani hits a MOOOONSHOT
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) June 19, 2024
476 Feet🤯🤯pic.twitter.com/jIFmQ6mjEZ
初回の第1打席はセカンドゴロ。3回一死3塁の第2打席はファーストゴロで1打点を記録。
5点ビハインドで先頭打者として迎えた第3打席。甘く入ったスライダーを捉えるとセンターへ打球速度113.0マイル(約181.9キロ)、打球角度30度で476フィート(約145.1メートル)の特大弾を運んだ。
この一打は、複数の現地メディアによると今季メジャー最長弾らしい。これで4年連続5度目の20号に到達した。本塁打数でもトップのマーセル・オズナ(ブレーブス)と並んだ。
7回二死1、2塁のチャンスで迎えた4打席目は、右中間にライナー性の鋭い打球をはじき返したが、ダイビングキャッチを見せた相手中堅手のスーパープレーに阻まれてセンターライナーに倒れた。
チームは先発ウォーカー・ビューラーが4回7失点と誤算だったが、5点を追う9回に一死から代打ジェイソン・ヘイワードが右翼席へ満塁本塁打を放って1点差。続く大谷は相手投手の100マイルを超える速球を技ありのレフト前ヒット。
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— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) June 19, 2024
グランドスラム&3ランホームラン!
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9回に劇的ドラマ!
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二死1、2塁のカウント2-2となってからテオスカー・ヘルナンデスが18号逆転3ランを放って試合をひっくり返した。
この日の大谷は、5打数2安打2打点で、今季の打撃成績は打率.316、出塁率.388、OPS.996となっている。
ヘイワードの代打満塁弾。ヘルナンデスの逆転3ランはMLB史上でドジャースが初めてらしく、9回に安打を放ったロハスは、自身が安打を放った試合は21勝無敗と不敗神話を継続。さらに、4番手として登板したマイケル・ピーターセンが30歳でメジャー初登板初勝利を挙げるなど、サプライズが多かった試合になった。
チームのリードオフマンであるムーキー・ベッツが死球による骨折で離脱。山本も右肩腱板損傷で負傷者リスト入りするなど、チームは苦しい状況が続いている。大谷翔平の活躍も見逃せないが、全員野球で劇的な逆転勝利を演じたドジャースが面白くなってきた。