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大谷翔平25号ホームラン!球団新記録の「10試合連続打点」

 

 ドジャース大谷翔平が日本時間27日、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目に、2試合連続となる25号先頭打者本塁打を放った。

 

 

大谷翔平NEWS  

 

 



 大谷の25号リードオフ弾は打球速度183.3キロ、飛距離133.1メートルの特大のホームランだったが、このホームランでドジャースの球団新記録となる10試合連続打点をマーク。本塁打は今月11本目で、昨年の6月15本に近づいた。

 

 

 

 

 

 

 本塁打だけではない。レギュラーシーズン162試合を折り返し、後半戦初戦となる82試合目。大谷自身は出場79試合目にしてシーズン100安打をマーク。

 

 6月中の100安打到達は自己最速。これまでのシーズン安打数は2022年の160安打が最多だが、自己最多を大きく更新するだけでなく、初の200安打という大台も見えてきた。

 

 右ひじのリハビリで打者に専念している今季の大谷だが、前日25日(同26日)には好調の要因を「確実に運動量が少ないのでリカバリーをしっかり取れるのは間違いない。プラス、毎年毎年経験を重ねることで自分の中でもバッターとして成長できているので、そこがいい成績に結びついているのかなと思います」と自己分析していた。

 

 この日は第1打席に本塁打、第2打席は四球、第3打席は三塁へのファウルフライ、第4打席も四球。2打数1安打2四球1打点だった。

 

 これで今季の打撃成績は打率.322(MLB1位)、25本塁打ナ・リーグ1位)、61打点(ナ・リーグ3位)、OPS1.045(ナ・リーグ1位)となっている。

 

 

 

 

 試合は、3回にも3番フレディ・フリーマンのタイムリ二塁打などで3点を追加。ドジャース先発ギャビン・ストーンは完封劇(103球)を見せて4対0で勝利。ストーンは9勝目(2敗)。最下位で調子の出ていないホワイトソックス3連戦のスウィープを決めた。

 

ドジャースのルーキー投手による完封勝利は2013年以来になる。