ドジャースの大谷翔平が日本時間23日、昨シーズンまで6シーズンを過ごしたエンゼルスとの2連戦GME2で3試合連続となる今シーズン23号のホームランをマーク。7対2でドジャースが勝利。大谷はメジャー通算200号ホームランまで残り5本としている。
大谷翔平NEWS

大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、第1打席はライトライナーに倒れたが、1点を先制した直後、なおも無死一塁の場面で3試合連発となる23号2ランを放った。
カウント2-0から右腕プリーサックが投じたスライダーを右中間スタンドに豪快に運んだ。
大谷の場合はよくあることだが、飛距離459フィート(約139.9メートル)、打球速度115.5マイル(約185.9キロ)。MLB公式SNSの「Home Run Report」はこの日飛び出した48本の本塁打を公開。この日の前球場で記録された48本塁打の中で最速であり最高飛距離だったという。
There were 42 homers hit in the Major Leagues on June 21st. We put them all together here. It's the Home Run Report's Daily Digest. pic.twitter.com/cNFox083vU
— Home Run Report (@homerunreport) June 22, 2024
直近7試合で6本塁打。これで年間47本ペース。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2015年にスタットキャストが導入されて以降、ドジャースタジアムで450フィート(約137.2メートル)以上の本塁打を複数放った唯一のプレーヤー。大谷は今季すでに4本も記録している。自己最多の46本(2021年)を上回るペースになり面白くなってきた。
4回の第3打席は四球で出塁。6回の第4打席はセカンドゴロ、8回の第5打席もセカンドゴロ。この日は、4打数1安打2打点1四球だった。今季の打撃成績は打率.321、出塁率.398、OPS1.030となっている。本塁打数、打率はいずれもナショナル・リーグでトップ。
大谷は23号について「打球速度としてはすばらしい打球だった。あといい角度で飛んでいい眺めだったなと思う」と、試合後の現地放送局のインタビューにコメントした。
Shohei Ohtani now has SIX 450+ ft home runs this season 😤 pic.twitter.com/y4CUCuG6uh
— MLB (@MLB) June 23, 2024
試合はドジャース先発のタイラー・グラスノーが7イニング(74球)で被安打2、奪三振10、無四球、失点2(自責点1)の快投で8勝目(5敗)をマークしている。