ドジャースがカナダのトロントに乗り込んでスタートしたブルージェイズとの3ゲームシリーズのGAME1は、初回にいきなり大谷翔平が7号ソロ本塁打を放ち、3回に打線が繋がって大量6点を追加。ドジャース先発のギャビン・ストーンも7回被安打2、失点1の好投で12対2と大勝した。
大谷翔平NEWS
大ブーイングから大歓声に
大谷は昨年12月にドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)という大型契約を結ぶ直前に、一時はブルージェイズに移籍かと噂された。
これは誤報だったが、この報道にブルージェイズ・ファンの期待は大いに高まった。
DODGERS SCORE!
— Dodgers Nation (@DodgersNation) April 26, 2024
Shohei Ohtani homers (7) on a fly ball to right center field.
Dodgers: 1
Blue Jays: 0
Top of the 1st | 1 out#LADvsTOR pic.twitter.com/y4OjrEOMqS
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— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) April 26, 2024
ドジャース・大谷翔平🇯🇵
第1打席で第7号ホームラン!
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⚾️MLB 2024シーズン⚾️#ドジャース🆚#ブルージェイズ
大ブーイングの中
3試合ぶりの特大ソロアーチ👊#LADTOR #大谷翔平#SPOTVNOW で見逃し配信をチェック🎥 pic.twitter.com/fYaQGBievA
そんな背景があった大谷のオフシーズン移籍騒動だったが、ブーイングの中で迎えた最初の打席で、今シーズン7号となる本塁打をブルージェイズ・ファンの前で放ち、ブーイングと同じぐらいの歓声が送られた。
相手の好投手クリス・バシットから放った本塁打は打球角度37度の高々と上がった滞空時間の長い“ムーライトショット”だった。
大谷とっては通過点だが、これでドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録を保持してきたデーブ・ロバーツ監督と並んだ。
同監督は「私はブーイングはしなかったが、彼は私の顔を見て『並んだ』と言ってきたよ」と笑い「ド軍ファンにとっては最高だったね。大ブーイングの直後に本塁打で黙らせた。華々しい場面で、いつもやってくれる」と称賛したという。
その後の打席は四球、ファーストゴロ、ピッチャーゴロ、セカンドゴロに終わり、4打数1安打1打点1四球。今季の打撃成績は打率.354、出塁率.419、OPS1.100。パワーヒッターに必要なバレルも昨年に比べ3%近く上昇し「22.8」になった。
ただし、ここまで7本中5本がライト方向への本塁打。今後、センターから逆方向の左中間に本塁打が出だすと、いよいよ量産体制に入ってくるものと思われる。
GAME2では花巻東高校の先輩である菊池雄星との直接対決が予定されている。