大谷翔平がオールスターブレイク前の最後の試合で今季32号本塁打をマークした。チーム91試合目での32号はシーズン57本ペースで、2021年の自己最多46本塁打を大きく上回る。
大谷翔平NEWS
大谷翔平がLAの夜空に32号アーチ
ロサンゼルスに本拠地を置くドジャース対エンゼルスの「フリーウェーシリーズ」2連戦GAME2は8日(日本時間9日)、ドジャースのホームで開催されドジャースが序盤の本塁打攻勢でエンゼルスを圧倒して連勝した。
大谷翔平は「1番DH」で出場し、7回の第4打席で、センターに高々と32号ソロ本塁打を運んだ。
Shohei Ohtani has homered again! He now has 32 before the All-Star break! pic.twitter.com/vxlI0R7was
— MLB (@MLB) July 9, 2023
打球速度105.2マイル(約169キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)、打球角度29度だった。
7月2日ダイヤモンドバックス戦以来で、7月は7試合で2本目。ドジャース戦での本塁打は、2019年6月11日に前田健太投手(現ツインズ)から打って以来、4年ぶり3本目。
意外だったが、ドジャースタジアムでのアーチは初らしい。これで大谷は通算22球場で本塁打をマークしたことになるという。
この日は4打数3安打3打点。第1打席でセンター前安打、第2打席で右中間を低いライナーで破る三塁打を放っており、第4打席の本塁打で自身2度目のサイクル安打に王手をかけたが第5打席はレフト犠牲フライに終わった。
大谷がサイクル安打に王手をかけるのは、今季だけでもこの試合で6度目。
Shohei Ohtani has come close to the cycle 6 separate times already this year (3 times as the starting pitcher).#GoHalos #LTBU pic.twitter.com/CLBfFwotii
— Classic Cards (@Classic_Cards_) July 9, 2023
これで今季の打撃成績は341打数103安打の打率.302、OBP387、SLG.663、OPS1.050、本塁打32、三塁打6、二塁打15、打点71、盗塁11、得点圏打率.321。
豪快な32号2ランで前半戦を締めくくった大谷だが、米メディア「ニューヨーク・ポスト」の名物記者ジョン・ヘイマン氏は、自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは恐らく史上最高の野球選手だ」とツイート。
Shohei Ohtani is the best baseball player, maybe ever. MVP race is over before the All-Star break. Case is really closed this time.
— Jon Heyman (@JonHeyman) July 9, 2023
「MVPレースもオールスター前に終わった。このことで事は決着した」と早くも大谷にMVP当確と太鼓判を押した。
大谷は来週、シアトルで開催されるMLBオールスターゲームに指名打者としてスタメン出場することが決まっている。気分転換してほしい。
そして来週の土曜日から始まる後半戦の強敵アストロズ3連戦GAME1に先発登板する予定だ。