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大谷翔平、MVP争いのジャッジの前でヤンキース剛腕コールから2年連続30号到達

 

 

大谷翔平NEWS

 

 

大谷翔平 “10勝+30HR” の偉業

 

 

アメリカン・リーグMVP争いが佳境に入ってきた。

 

エンゼルス大谷翔平投手は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地で行われたヤンキース戦で勝利を呼び込む逆転の30号3ランを放った。

 

1勝1敗で迎えたヤンキース戦GAME3は、エンゼルスがパトリック・サンドバル、ヤンキースがゲリット・コールの先発で始まった。

 

 



 

6回の第3打席に出た会心の一撃

 

大谷は2点ビハインドの6回1死一、二塁の第3打席でヤンキースのエース、ゲリット・コールの97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを捉えた。コールからは初の本塁打だった。

 

 

 

日本人選手初の2年連続30号本塁打

MVP争いをするジャッジの前で豪快なアーチだった。日本人野手として初の2年連続30本塁打に到達。

 

その30号本塁打は打球角度29度、打球初速107.3マイル、飛距離427フィートだった。

 

 

 

この日の大谷は1打席目もセンターオーバーの大飛球だったが、センターのアーロン・ヒックスがこの打球を好捕。幻の30号を放っていた。

 

前日30日(同31日)のGAME2では「3番・DH」で先発出場し、今季初の3試合連続マルチ安打をマーク。

 

この日は4打数1安打で打率.269、30本塁打、82打点、OPS.888。月間8本塁打。このペースでいけば2年連続の100打点にも届きそうだ。

 

ヤンキース3連戦に勝ち越し

試合はサンドバルが7回82球2失点の好投。9回にエンゼルスの救援右腕ジミー・ハーゲットが無死一、二塁の危ない場面を作ったが、ヤンキースを無失点に抑えエンゼルスが3対2で逃げ切った。

 

8月は負け越したヤンキースが相手だったとはいえ大谷の逆転3ランが決勝点になり、1点差の僅差で、このカードの勝ち越しを決めた。

 

会心の勝利だった。

 

大谷翔平のコメント

大谷は「攻撃にいいリズムをくれるピッチングだったと思うので、今日はサンディーが素晴らしい活躍だったと思います」と左腕に感謝。

 

コールからの逆転弾には「チャンスだったのでどんどんストライクが来たら振ろうと思って、いい結果になったので、凄くいい本塁打だったと思います」と手応えを口にした。