大谷翔平NEWS
大谷翔平 “10勝+30HR” の偉業
アメリカン・リーグMVP争いが佳境に入ってきた。
エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地で行われたヤンキース戦で勝利を呼び込む逆転の30号3ランを放った。
1勝1敗で迎えたヤンキース戦GAME3は、エンゼルスがパトリック・サンドバル、ヤンキースがゲリット・コールの先発で始まった。
6回の第3打席に出た会心の一撃!
大谷は2点ビハインドの6回1死一、二塁の第3打席でヤンキースのエース、ゲリット・コールの97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを捉えた。コールからは初の本塁打だった。
Ohtani takes Cole deep and propels the Halos into the lead 🦄#GoHalos | @Angels pic.twitter.com/E6o9k6B6fF
— Bally Sports West (@BallySportWest) September 1, 2022
日本人選手初の2年連続30号本塁打
MVP争いをするジャッジの前で豪快なアーチだった。日本人野手として初の2年連続30本塁打に到達。
その30号本塁打は打球角度29度、打球初速107.3マイル、飛距離427フィートだった。
Shohei Ohtani vs Gerrit Cole#GoHalos
— Would it dong? (@would_it_dong) September 1, 2022
Home Run 💣
Exit velo: 107.3 mph
Launch angle: 24 deg
Proj. distance: 427 ft
This would have been a home run in 27/30 MLB ballparks
NYY (2) @ LAA (3)
🔻 6th pic.twitter.com/KZebt4RTQs
この日の大谷は1打席目もセンターオーバーの大飛球だったが、センターのアーロン・ヒックスがこの打球を好捕。幻の30号を放っていた。
前日30日(同31日)のGAME2では「3番・DH」で先発出場し、今季初の3試合連続マルチ安打をマーク。
この日は4打数1安打で打率.269、30本塁打、82打点、OPS.888。月間8本塁打。このペースでいけば2年連続の100打点にも届きそうだ。
ヤンキース3連戦に勝ち越し
試合はサンドバルが7回82球2失点の好投。9回にエンゼルスの救援右腕ジミー・ハーゲットが無死一、二塁の危ない場面を作ったが、ヤンキースを無失点に抑えエンゼルスが3対2で逃げ切った。
8月は負け越したヤンキースが相手だったとはいえ大谷の逆転3ランが決勝点になり、1点差の僅差で、このカードの勝ち越しを決めた。
会心の勝利だった。
大谷翔平のコメント
大谷は「攻撃にいいリズムをくれるピッチングだったと思うので、今日はサンディーが素晴らしい活躍だったと思います」と左腕に感謝。
コールからの逆転弾には「チャンスだったのでどんどんストライクが来たら振ろうと思って、いい結果になったので、凄くいい本塁打だったと思います」と手応えを口にした。