また一人、若いサムライ野球選手が海を渡って最高峰のリーグに挑戦することになりそうだ。
NPBの千葉ロッテマリーンズは日本時間9日、これまでメジャー挑戦の意思を表明していた佐々木朗希投手について、ポスティング制度を利用したメジャーリーグ(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することを発表した。
MLB移籍情報
ロッテがポスティング移籍を正式容認!
ロッテの公式リリースで佐々木は「入団してからこれまで継続的に将来的なメジャー挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません」と背中を推してくたロッテ球団に感謝を述べた。
また、「マリーンズでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんなときもチームメイト、スタッフ、フロント、そしてファンの皆様に支えられながら、野球だけに集中してここまでくることができました」と続けた。
さらに、「1度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とメジャーリーグへの意気込みをコメントした。
このニュースにMLBもすぐさま反応し、MLB公式サイトでは佐々木を「日本のエース右腕投手」や「日本で最も優秀な若手投手」と紹介。
もっとも佐々木のメジャー挑戦は、メジャー各球団とも織り込み済みで、佐々木は今月の3日に23歳になったばかりだが、23歳の佐々木がポスティングシステムで移籍する場合、CBA(労使協定)によってマイナー契約しか結べない。
米メディア「ESPN」によると「ポスティングされると、メジャーリーグのチームと契約できる期間は45日間。ササキはマイナーリーグ契約でチームに加わることになるが、チームは2025年シーズン前に同選手をメジャーリーグのロースターに加えることができる。正式なポスティングが12月中旬まで延期された場合、2025年の国際期間が始まる1月15日に契約できる可能性がある」としている。
MLB公式サイトによると「ドジャースは、その世界的なブランド力がかつてないほど高まっており、佐々木が契約可能になった場合、彼と契約する最有力候補とみられている」としている。
多数の入札による壮絶な争奪戦になるのは必至
ただ、ESPNの記事では「ロサンゼルスと結びつけるのは尚早だ」ということらしい。
記事によれば「MLBの各球団社長やGMらは、日本でのササキの先発登板に立ち会ってきた。ササキはユウ・ダルビッシュと親しく、サンディエゴ・パドレスも移籍先として有力視されているし、ニューヨークの2球団も強い関心を示している。さらに伝統と経験のあるシカゴ・カブスのほか、トロント・ブルージェイズ、テキサス・レンジャーズ、選手の能力を最大限に引き出すことで知られるタンパベイ・レイズなどの可能性もある。正式にポスティングされれば、他にも多くの球団がアピールするだろう」と複数の球団による争奪戦が激しくなることを予想している。
Roki Sasaki DOMINATED on the mound in Japan 🔥 pic.twitter.com/O1jj6oXswy
— MLB (@MLB) November 9, 2024
佐々木朗希について球団幹部たちの声
— 村田 洋輔 (@y_MuLB) November 10, 2024
「山本とは状況が違う。お金が最優先ではない」
「お金ではなく、チームを売り込むことが必要」
「ドジャースとパドレスが最も理にかなった移籍先」
「東海岸ならメッツが有力だと思う」
「200イニング投げることを期待してはいけない」https://t.co/cXFuWDX3K6
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