MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷「ハンク・アーロン賞」  今永もオールMLBのセカンドチームに選出

 

MLBは14日(日本時間15日)、両リーグの打撃部門で最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」の受賞者を発表し、ナ・リーグではドジャース大谷翔平投手が選出された。大谷の同賞受賞は2年連続2度目で、ア・ナ両リーグでの受賞は史上初となる。

 

 

 

ハンク・アーロン賞

 

ハンク・アーロン賞は1999年に創設され、最多受賞はアレックス・ロドリゲスの4度。MLB公式サイトの専門委員会によって選ばれた各リーグ10人の候補からファン投票と殿堂入り選手の選考で決まる。


ナ・リーグでは大谷の他に同僚のフレディ・フリーマン内野手ブレーブスのマーセル・オズーナ外野手、フィリーズブライス・ハーパー外野手らが候補入りしていた。

 

 

 

 

大谷は今季159試合で打率.310、本塁打54、打点130、盗塁59、OPS1.036を記録。前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成し、本塁打と打点の2冠王に輝いた。

 

夏には自身4回目のオールスターゲームにも出場。日本選手では2007年のイチロー以来、17年ぶり本塁打を記録。球宴でのフェンスオーバーの本塁打は日本人選手初だった。自身初のポストシーズン進出を果たし、移籍1年目でワールドシリーズを制した。

 

ア・リーグでは、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が選出された。

 

さらに、指名打者限定の「エドガー・マルティネス賞」にも大谷とジャッジが選出された。大谷の選出は2021年から4年連続。

 

 

 

 

大谷が1stチームに、今永が2ndチームに選出

 

また、日本時間11月15日、MLBでは「オールMLBアウォード」の授賞式が執り行われ、今季のオールMLBチームが発表された。

 

そこでも大谷はDH部門で自身5回目のファースト・チームに選出された。この賞は2019年から始まったが大谷は最多の5回目の選出

 



その他にも同僚のムーキー・ベッツ、ヤンキースのアーロン・ジャッジらが選出された。

 

惜しくもファースト・チーム選出は逃したものの、今永昇太(カブスが先発投手部門でセカンド・チームに選出された。

 

 

オールMLB 1stチーム

 

▽捕手

 

ウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ) 初

 

一塁手

 

ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) 2回目

 

二塁手

 

ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス) 初

 

三塁手

 

ホセ・ラミレス(ガーディアンズ) 初

 

▽遊撃手

 

ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) 初

 

▽外野手

 

フアン・ソト(ヤンキース) 3回目

 

アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 3回目

 

ムーキー・ベッツ(ドジャース) 4回目

 

指名打者 大谷翔平ドジャース) 5回目

 

◆先発投手

 

クリス・セール(ブレーブス) 初

 

タリック・スクーバル(タイガース) 初

 

ポール・スキーンズ(パイレーツ) 初

 

ザック・ウィーラー(フィリーズ) 初

 

コービン・バーンズ(オリオールズ) 2回目

 

◆救援投手

 

エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ) 2回目 ライアン・ヘルスリー(カージナルス) 初