エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場した。
大谷翔平NEWS
104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打は今回もお預け
メジャー史に残る偉業達成まで「あと1勝」に迫っている大谷翔平投手だったが、エンゼルスは0対2で敗れ、大谷は自身2連敗で6敗目を喫し9勝6敗になった。昨年もこのあと1勝が遠かった。
以前に岩隈久志の時にいつも感じていたが、弱いチームでいくら二刀流とは言え10勝するのは大変なことだと、つくづく感じる。
この日のエンゼルスは、レンジャーズの4人の投手から散発の5安打で完封負け。打線のランサポートもなかった。
打者・大谷も一ゴロ、二ゴロ、中飛、右飛と4打数無安打に終わった。4試合ぶりの無安打だった。
3打席目と4打席目はボールが高く上がり過ぎてフェンス前で失速した。
投手・大谷の記録が凄い
投手・大谷は、17試合目の先発登板で6イニング98球、被安打8、被本塁打1の失点(自責点)2だった。
11奪三振は6試合連続の2桁奪三振で、日本人投手では1995年の野茂英雄を抜いて最長。7試合連続となればメジャー最多5714奪三振のノーラン・ライアンの球団記録に並ぶ。(メジャー記録は2019年ゲリット・コールの9試合連続)
Double digit strikeouts for the 6th straight start.
— MLB (@MLB) July 29, 2022
Shohei continues to be something special. 👏 pic.twitter.com/VMrl1gKsSI
また、2桁奪三振は今季9度目で、これはメジャー最多になる。
大谷投手の今季は17試合で99.1イニング。防御率2.81、WHIP1.02、奪三振145、9イニング換算の奪三振数12.92、与四球、被打率.210、QS率56.3。
奪三振では両リーグで6位(AL4位)、防御率17位(AL9位)だ。
Shohei Ohtani's pitching & hitting Statcast percentiles ⬇️ pic.twitter.com/lMCUoA05aC
— Sarah Langs (@SlangsOnSports) July 29, 2022