MLB メジャーリーグ物語

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おかえりカブス鈴木誠也、復帰戦で1号本塁打！千賀は4失点で3勝目ならず

鈴木誠也 千賀滉大 大谷翔平

 

日本時間15日のメジャーはメッツの千賀滉大が3試合目の先発登板。カブスの鈴木誠也も戦列に復帰した。また、開幕から破竹の13連勝だったレイズの連勝記録が止まった。

 

 

MLB2023

 

鈴木誠也が復帰戦で今季1号本塁打！

左脇腹痛のため負傷者リスト（IL）入りしていたカブスの鈴木誠也が日本時間15日、敵地でのドジャース戦で戦列に復帰。「4番・右翼」で今季初スタメンで出場し、今季第1号本塁打を放った。

 

 

 

 

4対2で迎えた4打席目だった。ドジャース3番手ジャクソンの94.6マイル（約152.2キロ）の内角直球を捕らえた打球はドジャースファンで埋め尽くされた左中間スタンドへ吸い込まれた。

 

打球速度は106.8マイル（約171.8キロ）、飛距離は406フィート（約123.7メートル）、角度34度だった。

 

 

 

 

千賀滉大は2本塁打を献上して4失点

千賀滉大はそれほど調子は良くなかったのかもしれない。2回に6点のランサポートを味方打線からもらっていただけに4.2イニングは物足りなさが残った。

 

 

立ち上がりの初回は3者凡退。2回も四球と安打の走者を許したものの、3アウトすべてを空振り三振で奪った。

 

3回は2死一塁から、二塁後方へポトリと落ちる安打で1失点。これは打ち取ったフライだったのでアンラッキーだった。

 

ただし、4回に打たれた2ラン本塁打は初球の78.8マイルのスライダーが甘く入った失投。千賀は5回にも初球の81.5マイルのスライダーが内角高めに入りソロ本塁打を献上した。

 

この回は味方が6点を取ってくれた後で、フレーム間の待機時間が長かった分、インターバルの調整が難しかったのかもしれない。

 

2本の本塁打とも初球のスライダー（公式にはスウィーパーと表記）を捉えられ、初球の入り方に課題を残した投球内容だった。

 

 

 

 

大谷翔平は得意としている球場だが、慣れない変形スタジアムでのマウンドなど、やや可哀想な要素はあったが、大量リードで試合は決まっていただけに残念な登板だった。

 

これで今季はここまで防御率3.38、奪三振21、9イニング換算では11.81、与四球は10でK/BBは2.10、被打率2.17とやや悪化したものの十分に期待に応えるピッチングだろう。

 

メッツは8勝6敗で地区2位。バーランダーが負傷者リストに入った状態なので、千賀の存在感は大きいといえるだろう。

 

エンゼルスはミスが絡んで逆転負け

大谷翔平は東海岸でのレッドソックス、ヤンキースとの7連戦が始まったが、フェンウェイパークでのその初戦は3対5で逆転負け。

 

相変わらずリリーフ陣が打たれて、そこへまずい守備も絡み、11安打もチャンスでつながらず、被安打5でもミスの連続でエンゼルスは敗れた。

 

大谷は内閣を執拗に攻められていたが、7回のチャンスでも打てず4打数1安打で2三振だった。

 

レンドン三塁手のスローイングには問題点が多いが、一塁に入ったラムも取れない球でもなかった。正一塁手のウォルシュが欠場中で固定できていないのが痛い。ユーティリティを多く補強してケガ人に対処したつもりだったが、なかなか上手くいかないものだ。

 

三流チームあるあるといえばそれまでだが、今後も内野手が固定できなければ今日のような守備のミスは続くだろう。大谷登板試合だけは大谷の足を引っ張るミスは避けてほしい。

 

これで今季は打率.295、8打点、3本塁打のOBP.404、OPS.949と好調を維持。投手部門で防御率0.47はMLB全体でトップに立った。

 

 

 

 

 

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