通算362本塁打のメジャーを代表する一塁手ポール・ゴールドシュミットがヤンキースと1年1250万ドル(約18億7500万円)で合意したと日本時間22日、MLB公式サイトなど複数のメディアが伝えている。
MLB移籍情報
Yankees, 1B Paul Goldschmidt agree to one-year deal, per multiple reports including @MLBNetwork insider @JonHeyman. pic.twitter.com/lFekZRON71
— MLB (@MLB) December 21, 2024
ゴールドシュミットはメジャーを代表する一塁手。2011年にダイヤモンドバックスでデビュー。2年目に20本塁打を放ちレギュラーをつかむと3年目に36本塁打、打率.302で頭角を現した。2019年にカージナルスに移籍し2022年には35本塁打、115打点、打率.317でリーグMVPに輝いた。
ヤンキースは今季終了後、正一塁手アンソニー・リゾがFAになったので後釜として実績のある一塁手を探していた。ひょっとすればメッツからFAのピート・アロンソがヤンキースに移籍するといういろんな意味で派手なニュースも期待したが、今回の契約でそれは完全になくなった。
ゴールドシュミットは37歳。通算362本塁打、2056安打。30本塁打以上を7シーズンマークしているが、2024年は154試合に出場して打率.245、22本塁打、65打点、11盗塁、OPS.716と年齢からくる衰えを感じさせる数字だった。
この数日間、一塁手の動きが相次いでいる。
クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックスからFA)はアストロズへ。ジョシュ・ネイラー(ガーディアンズ)がトレードでダイヤモンドバックス。カルロス・サンタナ(ツインズからFA)がガーディアンズ。ナサニエル・ロウ(レンジャーズ)がトレードでナショナルズ。そしてゴールドシュミットがヤンキース。
正式な発表前も含め、3日間に5人だ。どの選手も打線にインパクトを与えるスラッガーだから話題性はあるが、個人的には興味はないのでこれぐらいにしたい。
The Nationals are acquiring Nathaniel Lowe from the Rangers for Robert Garcia, per multiple reports pic.twitter.com/FLOXTeJDmG
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) December 22, 2024
メジャーリーグではこの時期、ハッピーホリデー(クリスマス休暇)を前に契約を決めて家族とゆっくり過ごしたい選手たちが続々と契約書にサインする傾向があるのでこの動きは驚くことではない。