MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

パ・リーグ各球団が取り組む地域貢献活動

 

社会貢献プロジェクトで難病指定の中学生の入団を発表

 

ロッテの社会貢献プロジェクト

 

ロッテは15日、社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の一環として、国指定難病で長期療養中の中学1年生の入団を発表した。

 

スポーツ報知twitterより



 

複数のメディアが報じているが、球団は昨年に引き続き、認定NPO法人Being ALIVE Japanが運営する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業に参画。この日、本拠地ZOZOマリンスタジアム吉井理人監督同席のもと入団会見が行われた。

 

 

 

 

ロッテに入団したのは国の指定難病で長期療養を続けている中学1年生の實松亮平さん12歳。

 

實松亮平さんは吉井理人監督から新たなチームメートとして紹介された。

 

その後、契約書にサインをして背番号「100」の自分の名前が入ったユニフォームに袖を通した。

 

報道によると實松さんは「マウンドからボールが届くようになるのが目標です。選手たちを笑顔にできるようなチームメートになりたいです」と意気込みを話した。

 

球団によると實松さんは、月に1~2回程度、チームの練習に参加する予定だという。

 

パ・リーグが取り組む地域貢献活動

 

ロッテは2011年7月から「マリーンズ算数ドリル」を千葉市内の全ての公立小学校へ無償配布している。

 

この「マリーンズ算数ドリル」は千葉市教育委員会の後援とNPO法人「ちば算数・数学を楽しむ会」の協力をもとに制作。小学1年生~6年生用の6種類が用意され、いずれのドリルにも問題の中に千葉ロッテの選手が登場しているのがユニーク。

 

球団マスコットのマーくん・リーンちゃん・ズーちゃん・謎の魚もイラストとして描かれるなど、野球に関する内容が盛り込まれており、楽しみながら勉強できる内容となっている。

 

ロッテのほかにも西武ライオンズは、3月30日に埼玉・幸手(さって)市と「連携協力に関する基本協定」を締結。それ以外にも埼玉県内の53市町(2021年4月2日現在)を「ライオンズ フレンドリーシティ」と呼び、連携協力に関する基本協定を締結している。

 

さらに、楽天は4月1日に岩手・岩泉町と宮城・石巻市に「こどもスタジアム」を寄贈したことを発表。

 

ソフトバンクも2016年から続く「ファイト!九州」プロジェクトの2021年の取り組みを発表した。

 

日本ハムでは2015年から健康増進と社会貢献を目的とした「FOOTSTEP FUND~あしあと基金~」を実施している。

 

 

▽記事参考

 

pacificleague.com

 

full-count.jp

 

 

▽認定NPO法人Being ALIVE Japan

 

www.beingalivejapan.org