MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

前マリナーズの岩隈久志が読売ジャイアンツと契約合意

 

日米通算170勝を挙げている右腕の所属先が決まった。

 

 

MLB移籍情報

 

 

マリナーズを退団した岩隈久志読売ジャイアンツと契約に合意したことを球団側が公式に発表した。メディカルチェックを経て後日、正式契約を交わす模様。

 

 

岩隈久志

 

 

37歳の岩隈は、99年のNPBドラフト会議で大阪近鉄バファローズから5位指名を受けて入団。05年に移籍した楽天の球団創設1年目から投手陣の柱として活躍し、NPBで107勝、12年からはMLBシアトル・マリナーズに移籍してメジャーキャリア6年で通算63勝を挙げた。

 

 

メジャーで150試合に登板。そのうち先発登板は136試合で通算防御率は3.42。WHIP1.143。奪三振率7.3、与四球率1.9。

 

 

制球力の良さと低めにボールを動かしてゴロアウトに打ち取るピッチングスタイルで、15年8月12日にはボルチモア・オリオールズ相手にノーヒットノーランを記録している。

 

 

現役選手を含めた歴代日本人メジャーリーガーWARランキングでは7位に入り、岩隈のチームに対する貢献度の高さを示している。

 

歴代日本人メジャーリーガーWARランキング

R/ 氏名 / rWAR / fWAR

 

01. イチロー 59.3 / 57.6

02. 野茂英雄 21.8 / 27.3

03. 黒田博樹 20.7 / 23.7

04. ダルビッシュ有 18.5 / 19.4

05. 松井秀喜 21.2 / 13.1

06. 田中将大 15.5 / 15.5

07. 岩隈久志 17.2 / 11.7

08. 上原浩治 13.7 / 12.1

09. 大家友和 11.3 / 11.0

10. 長谷川滋利 11.5 / 4.0

 

 

ただ、問題は肩の手術の影響で、フォーシームの球速が戻っているかどうかが心配されるところだ。