パドレスとマーリンズ間で大型トレードが成立するようだ。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じている。
トレード情報
このトレードでパドレスはマーリンズから2年連続首位打者のルイス・アライズを獲得する見込み。
一方で、マーリンズはアライズ放出の対価として高佑錫(コ・ウソク)、ディラン・ヘッド、ジェイコブ・マーシー、ネイサン・マートレラの4選手を獲得する方向のようだ。
Padres Nearing Deal For Luis Arraez https://t.co/YKKk8UMAOB pic.twitter.com/RegBDd7Yn1
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) May 4, 2024
ベネズエラ出身のアライズは、メジャー4年目の2022年にツインズで打率.316をマークしてア・リーグ首位打者となり、マーリンズへ移籍した昨季は自己ベストの打率.354でナ・リーグ首位打者となった巧打者。
今季はここまで33試合に出場し、打率.299、本塁打なし、OPS.719で平凡なスタッツだが、パドレスにとっては大きな戦力補強だろう。
このトレードでマーリンズへ移籍する高は今季から新加入した韓国人リリーバー。ほかの3選手は米公式サイト「MLB.com」の球団別プロスペクト・ランキングで15位以内に入っているプロスペクトだ。
パドレスは一塁ジェイク・クロネンワース、二塁ザンダー・ボガーツ、三塁マニー・マチャド、遊撃・金河成(キム・ハソン)と内野のレギュラーが揃っており、仮にアライズが二塁で起用されれば金河成(キム・ハソン)が放出されるかベンチ要員に回されるかもしれない。
いずれにしても今回の移籍でパドレス打線は大幅にアップグレードするだろう。