多くのファンがパドレスのダルビッシュ有とドジャースの大谷翔平との直接対決に期待したが、大谷が背中の張りの影響で欠場。注目の対決はお預けとなったがダルビッシュが圧巻のピッチングを披露した。
MLB2024 GAMEDAY
パドレスがドジャースを零封するのは2018年以来、6年ぶり
現地12日(日本時間13日)、「母の日」仕様のピンク色が目立ったこの日、ダルビッシュ有は、本拠地サンディエゴのペトコ・パークでドジャース戦に今季8試合目の先発。
5回二死まで打者14人をパーフェクトに封じ込める内容で、今季最長タイとなる7イニング、同最多の101球を投げ、ドジャースの重量打線相手に打たれたヒットは2安打、無失点、7奪三振で今季3勝目を飾った。
ダルビッシュは4月14日のドジャース戦の途中から続く連続イニング無失点を18イニングまで伸ばした。これでレンジャーズに所属した2013年の自己最長の連続イニング無失点記録に並んだ。
この勝利で、日米通算199勝(日本ハム93勝、メジャー106勝)を挙げ、節目の勝利に王手をかけた。
右腕に本拠ファンは「YUー!」とブーイングならぬユーイングを送って総立ちで称えた。
【 #パドレス 】#ダルビッシュ有 がドジャース戦に登板し、7回無失点7奪三振のナイスピッチング🔥 強力打線を2安打1四球に抑えて今季3勝目をマークして、防御率2.43となっています!!#日本人選手情報 pic.twitter.com/7l8ALMAjhl
— MLB Japan (@MLBJapan) May 12, 2024
また、パドレスがドジャースを零封するのは2018年以来、6年ぶりの快挙。
一方のドジャースは今季2度目の零敗でパドレスに1勝2敗と負け越し、6カードぶりのカード負け越しとなった。
米データ専門会社によるとディラン・シース、マイケル・キング、マット・ウォルドロン、ダルビッシュの4人の先発投手が、4試合連続で5回以上投げて被安打2以下を記録。これは1893年以降で史上初の大記録らしい。