パドレスのダルビッシュ有投手が2日(日本時間3日)、敵地のドジャース戦に先発。同地区ライバルのドジャース打線相手に7回無失点の快投だった。
MLB2022
ダルビッシュが日米通算3000奪三振
ダルビッシュは今季24試合目の先発登板。7イニングを投げきって111球(ストライク78)、被安打2本、奪三振9、与四球2、与死球2、失点0だった。
試合はドジャース先発のダスティン・メイをパドレス打線が攻略。
3回にマニー・マチャドとブランドン・ドゥルーリーの2ラン本塁打で4点を先制。
6回にはジュリクソン・プロファーの3ラン本塁打でダメ押し。
9回にパドレスの救援右腕ナビル・クリスマットから1点を挙げたが7対1でパドレスが首位決戦のGAME1を制した。
ダルビッシュが許した安打は、2回にマックス・マンシーの内野安打1本、4回のジャスティン・ターナーの二塁打1本のみ、それ以外は死四球4による出塁のみでドジャース打線を完ぺきに黙らせた。
日米通算3000奪三振の金字塔
奪った三振は9で2ケタには届かなかったが、5回にベリンジャーから三振を奪い日米通算3000奪三振(日本時代1256、メジャー1754)に到達。
「3000奪三振」到達は、日本人選手では野茂英雄さん(合計3122)に次いで2人目の快挙だ。
ダルビッシュの場合は、年齢から考えて順調にいけば「MLB2000奪三振」はいきそうだ。
Love Yu 3000
— San Diego Padres (@Padres) September 3, 2022
Congrats @faridyu on 3,000 professional career strikeouts! 🇯🇵🇺🇸 pic.twitter.com/SAZ7kfL9oH
さらに、この1勝で日本人投手がメジャーリーグで通算1000勝目の節目を刻んだ。
勝利数はその投手の質とあまり関係ないと思うが、とりあえずきりの良い数字なので紹介した。
ダルビッシュの今季12勝目は日本人投手通算1000勝目のマイルストーンだった
これまでの 日本人投手勝利数 TOP10
① 野茂 123
② ダルビッシュ 91
③ 黒田 79
④ 田中 78
⑤ 岩隈 63
⑥ 前田 59
⑦ 松坂 56
⑧ 大家 51
⑨ 長谷川 45
⑩ 石井 39
ちなみに11位は伊良部さん(故人)が34勝で。吉井さんが32勝で12位。二刀流・大谷翔平は24勝で13位。
日本人通算1000勝の内訳です(敬称略)。 https://t.co/o08E1otTl7
— 村田洋輔 / Yosuke Murata (@y_MuLB) September 3, 2022