MLB メジャーリーグ物語

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大谷翔平 ドジャースから12奪三振の力投も報われずエ軍は連夜の完封負け

 

「フリーウェイ・シリーズ」に初登板の大谷翔平は、エンゼルスの先発投手としてはドジャース戦で球団史上最多の12奪三振を奪う圧巻のピッチング。ただし、エンゼルス打線は大谷も含めて沈黙し2試合連続の完封負けを喫した。

 

 

大谷翔平 二刀流DAY  

 

大谷、4シーム中心に12奪三振の力投

 

大谷翔平は21日(日本時間22日)、本拠地でのドジャース戦に「2番投手兼DH」で今季15試合目の先発登板。

 

 

前日のGAME1では、ドジャース先発左腕クレイトン・カーショーの前に4打数ノーヒットだったエンゼルス。GAME2でも「ブルペンデー」のドジャースが繰り出す7人のリリーバー相手に散発の2安打に抑え込まれ連夜の完封負けを喫した。

 

大谷は、両軍無得点の4回先頭の2番打者フレディ・フリーマンに14号ソロを浴びて先制点を許したが、7イニングでピッチカウント101球(ストライク77球)、被安打5、与四球2、奪三振12、失点1のピッチング。

 

最速100.3マイル(約161.4キロ)の4シームのコマンドも良く、三振の山を築いた。(4シームの割合50%)

 

 

 

 

 

 

この好投で大谷の投手成績は15試合89イニング、6勝3敗、防御率3.13、WHIP1.04、奪三振117。被打率.179は依然として両リーグでトップ。奪三振数はア・リーグ2位。

 

エンゼルス打線はわずか2安打

ただし、エンゼルス打線も2安打と沈黙。9回にはエンゼルス3人目のアーロン・ループが7番ミゲール・バルガスにダメ押しの7号ソロを浴びて0対2で連敗した。エンゼルスは連夜の完封負け。ドジャースの連勝は約3週間ぶり。

 

大谷も2試合ノーヒット

指名打者・大谷は、第1打席が四球、第2打席レフトフライ、第3打席が三塁フライに倒れ、9回裏の第4打席はセンターフライの4打席3打数ノーヒット、1四球に終わった。今季の成績は打率.292、OPS.993。


この日は、ア・リーグ西部地区首位のレンジャーズとアストロズが勝ったので、エンゼルスは同地区3位に転落。首位との差は6.0ゲームに拡がった。


このシリーズまでは6月5勝11敗と調子の上がらなかったドジャースだが、ここにきて連勝。この調子をキープして次節のアストロズ戦は3連戦スイープに期待したい。


最後まで読んでいただきありがとうございました。