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【MLB移籍情報】エンゼルスとメッツ間でトレードが成立

 

7月末のトレード・デッドラインを前に早くもペリー・ミナシアンGMが動いている。エンゼルスは23日(日本時間24日)、メッツのエドゥアルド・エスコバー内野手と金銭をマイナーのプロスペクト投手2人とのトレードで獲得したことを発表している。

 

 

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エンゼルスは開幕から投手や捕手など13人の主力選手が負傷者リスト(IL)入りしており、野戦病院化していたが、先日も内野手のジオ・ウルシェラが骨盤骨折で今季の出場が絶望。

 

ここに来て内野のスキルポジションにも負傷者が出たことで7月末のトレード・デッドラインを前に足りない戦力の補強が急務になっていた。

 

さらに、アンソニー・レンドーン三塁手、ザック・ネト遊撃手らの主力選手が相次いで負傷者リスト(IL)入りしいる。

 

エンゼルスが今回獲得したエスコバー内野手ベネズエラ出身の34歳。2011年にホワイトソックスでメジャーデビューした13年目のベテランで、ウルシェラと同じようなタイプで、三塁を中心に一塁、二遊間など内野の各ポジションと外野を守った経験があるユーティリティー選手。

 

 

2019年にはキャリアハイの35本塁打、118打点をマーク、2021年はダイヤモンドバックスブリュワーズで合計146試合に出場して28本塁打、90打点。

 

昨季はメッツで136試合に出場して20本塁打、69打点をマークした。今季はここまで40試合の出場で110打数26安打の打率.236、4本塁打、16打点、OPS.695。

 

年齢からくる体力の衰えが気になるが、パンチ力はウルシェラよりもをありそうだ。


エンゼルスからは交換要員としてマイナーの2投手、23歳のランドン・マーソーと22歳のコールマン・クロウという2Aクラスの投手が移籍する。


2人とも「MLBパイプライン」の球団内プロスペクト・ランキングでマーソーが20位、クロウが19位にランクインしている有望株だ。