MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

エンゼルスが球団新の大勝で連敗止める あらたにムスタカス内野手をトレードで獲得

 

 エンゼルスが3回に1イニング10安打13得点のビッグイニングを演出して3回までに15点リード、4回にも8点を追加して最終的には28安打、25得点で歴史的大勝を飾った。28安打25得点は球団新記録。この勝利で地区2位に返り咲いた。

 

 

MLB2023  GAME DAY   

 

 

地区2位に返り咲き 早めの補強策にでたエンゼルス

昨日、本塁打で両リーグトップの25号本塁打をマークした大谷翔平は「2番DH」でスタメン出場。7打数で1安打1打点。

 

スタメン9人で一人だけ1安打に終わった。これで今季の打撃成績は打率.294、出塁率.376、OPS.994となった。

 

 

フレッチとエスコバーがスタメンの新布陣

25対1で大勝したエンゼルスだが、大谷と仲の良いデービッド・フレッチャ内野手が3Aから再昇格し9番遊撃手でスタメン出場。先制タイムリーを含む6打数4安打5打点。4回にはレフトへ1号3ランも記録している。

 

また、エンゼルスの前GMビリー・エプラー(現メッツGM)と現GMのペリー・ミナシアンの間で行われたトレードで移籍してきたエドゥアルド・エスコバー内野手が、アクティブロースターに登録されて7番サードで出場。4打数2安打で1四球1打点だった。

 

 

トラウトから3者連続HRで大勝

昨日は守備の乱れや拙攻で初戦を落としたエンゼルスだったが、この日は標高1600メートルというマイルハイの球場らしいく打球が良く飛ぶ花火大会を披露してくれた。

 

2回に単打で2点を先制したエンゼルスは3回。ロッキーズ先発チェイス・アンダーソンから先頭の3番マイク・トラウトが17号ソロで追加点を挙げると、4番ブランドン・ドルーリー、5番マット・サイスが続き、3者連続アーチ。

 

 

 

 

スポーツメディアESPNによると3者連続本塁打は2009年のヤンキースが記録して以来らしい。この年は新ヤンキースタジアムが完成した年で、1試合で7本塁打が飛び出した試合だった。

 

ちなみに2009年はヤンキースワールドシリーズを制覇している。その時のシリーズMVPは松井秀喜だ。

 

 

 

キャニング好投 モニアック5安打4打点

エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは、6回4安打無失点の好投で6勝目(2敗)。

 

ほかにエンゼルスでは一塁に入った6番ハンター・レンフロー外野手が5安打4打点、8番ミッキー・モニアック外野手も5打数5安打4打点と活躍している。

 

モニアックはサイクルヒットまであと一歩だった。25試合87打席だが打率.337、OPS.1.074と好調をキープしている。

 

新たにマイク・ムスタカス内野手ロッキーズとのトレードで獲得したことも発表。

 

 

 

 

大谷所属の最終年になるかもしれない2023年だが、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは2014年以来のポストシーズン進出に向けて早めの補強策にでている。