エンゼルスの大谷翔平投手が先発登板した試合で連夜の本塁打を放ち勝利に貢献している。試合は若手ミッキー・モニアックの決勝弾。大谷のダメ押し弾で突き放してエンゼルスが首位レンジャーズとの4連戦を3勝1敗で勝ち越した。
大谷翔平 二刀流DAY
大谷は「2番投手兼DH」で今季14回目の先発登板。6イニングでピッチカウント99球(ストライク62球)。25人の打者に打たれたヒットは6、与四球1、奪三振3、失点2のクオリティースタート(QS)でゲームをつくった。
大谷のQSは今月初。今季8回目。これで投手成績は6勝2敗で105イニング、防御率3.29、WHIP1.05、105奪三振(K/9=11.52)、被打率.178。
初回の30球が多かったが、先発投手として先制点を与えず相手のエース格ネイサン・イオバルディと投げ合った。
モニアックが決勝弾含む3安打
エンゼルスは2回に7番チャド・ウォーラック捕手のセンターへの6号ソロで先制したが、大谷が3回に3連打で2点を献上。直後の4回に6番ミッキー・モニアック右翼手のセンター前タイムリーで同点。これで振り出しに戻すと大谷は4~6回を1安打で抑える好投。
そして、2対2の均衡を破ったのは7回のモニアックの6号ソロだった。この回の先頭打者で初球をセンターオーバーに運んだ。モニアックはこの日4打数3安打2打点だった。
he got that hot dog hot dog hot diggity dog in him 😤#GoHalos pic.twitter.com/V7UvIUYJpI
— Los Angeles Angels (@Angels) June 16, 2023
TWP大谷がHRダービートップの22号アーチ
さらに8回。ヒットで出塁したテイラー・ウォードを1塁において大谷翔平が22号2ランをセンター左に叩き込んだ。
打球速度109.4マイル(約176キロ)、打球角度28度で飛び出した当たりは、飛距離443フィート(約135メートル)で昨夜と同じセンター左側の2階席へ運ぶ特大アーチだった。
Shohei Ohtani homers in the last seven days:
— Codify (@CodifyBaseball) June 16, 2023
🔥 440 feet
🔥 400 feet
🔥 388 feet
🔥 459 feet
🔥 453 feet
🔥 443 feet https://t.co/TpwgnmKCfm
今日の大谷は4打席で2打数1安打(1本塁打)、2四球、2打点。12試合連続安打で打率.301、OPS1.002。
6月は14試合に出場して54打数23安打の打率.426、本塁打7、打点16と絶好調のアメージングな活躍をしている。
エンゼルスが天王山を勝ち越し
エンゼルスは7回クリス・デベンスキーが無失点で繋ぐと8回ホセ・ソリアーノが3人から2三振を奪うなど完璧な救援。
最後はクローザーのカルロス・エステベスだったが、今日は制球を乱し3四球で19回目のセーブは逃した。この満塁のピンチでリリーフしたウェブがなんとか1失点で留めてリードを守り切り5対3で逃げ切った。
エンゼルスはライバル対決のマリナーズ3連戦をスイープ。首位のレンジャーズとの4連戦を3勝1敗で勝ち越し、敵地が多い13連戦を8勝2敗としている。
次節は敵地でロイヤルズとの3連戦。ロイヤルズは9連敗中でエンゼルスにとっては貯金を増やすチャンスだ。