西地区首位のレンジャーズはトレードデッドライン(TDL)後に10勝1敗。2位で追走するアストロズは8勝3敗。フラッグディールトレードで買い手に回ったエンゼルスだったが、TDL後は2勝9敗と苦戦している。
MLB2023 GAMEDAY
連敗でPOが遠のくエンゼルス
ア・リーグ西地区のライバル対決3連戦のアストロズ対エンゼルスは11対3でアストロズが今日も実力の差を見せつけて連勝した。
大谷翔平つながりでエンゼルスを応援している日本のファンも多いが、さぞがっかりしたに違いない。差はますます広がるばかりだ。
7月末の時点で地区3位だったエンゼルスはマリナーズにも追い抜かれて4位に転落しワイルドカード圏内にも6.5ゲーム差になった。
アストロズからすればエンゼルス投手陣をカモにして連日の大量点。逆にエンゼルス打線を前日は7安打と今日は5安打に封じ込んだ。
問題なのは先発投手陣。アストロズに分析され弱点やクセを完全に把握されているのかもしれない。
勝負どころの8月に実力の差が出たというところだ。エンゼルスの苦しい戦いは続く。
大谷翔平は「2番DH」でスタメン出場。第1打席は空振り三振、4回表の第2打席も空振り三振に倒れたが、6回表の第3打席は右中間フェンス直撃の二塁打を放った。第4打席はレフトフライに倒れ、4打数1安打。
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 センターフェンス直撃のツーベース🔥
— MLB Japan (@MLBJapan) August 13, 2023
今季20本目の二塁打となりました!!#日本人選手情報https://t.co/QGQv8V0uTL pic.twitter.com/7rgjdFmh8P
今季の打撃成績は打率.305、OBP.407、OPS1.068となった。
大谷翔平というスパースターに単打や二塁打を1本ぐらいを献上しても痛くも痒くもなく想定内だったに違いない。全く勝敗には影響がなく。2試合で大谷の打点はゼロ。抑え込んだと言えるかもしれない。
エンゼルスの選手には、ドアマットのように踏みつけられても意地を見せてほしい。