MLB メジャーリーグ物語

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大谷翔平 6回1失点9K モニアックの決勝二塁打でエンゼルス逆転勝ち

 

昨夜に11号本塁打を放った大谷翔平が翌日のデーゲームに「3番・投手兼DH」で出場。ア・リーグ中部地区首位のツインズ相手に堂々たるエースのマウンドを披露した。

 

大谷翔平 二刀流DAY    

 

 

大谷翔平投手は1勝1敗で迎えたツインズ戦GAME3に予告先発。6イニングで被安打2、奪三振9、失点1の好投で勝利に貢献した。


大谷は3回2死から1番ジョーイ・ギャロに四球、2番カルロス・コレアにタイムリ二塁打を打たれて先制点を許したが、4回にはジオ・ウルシェラ犠飛で同点に追いつく展開。

 

大谷は5回を終えて69球、被安打1、与四球3、失点1。6回は5回から続けて圧巻の4者連続三振だった。


この日はカットボールやスプリットなどを中心とした配球でツインズ打線を翻弄。6イニング99球で打たれたヒットは2本のみ、1失点、9奪三振、4四死球で負ける気がしない堂々たるエースのマウンドだった。

 

これで今季10試合で80奪三振防御率3.05、奪三振率12.20、WHIP0.90、被打率.142。

 

 

ただし、試合は投手戦。ツインズの先発パブロ・ロペスも6回2失点の好投で、勝負の行方は終盤へ...。


エンゼルスは、7回裏無死1塁から9番ザック・ネトと1番ミッキー・モニアックが連続二塁打を放ち、2点を勝ち越した。


8回表に4番手マット・ムーアがツインズの3番アレックス・キリロフの3号ソロで1点差に迫られたが、8回裏に途中からチャド・ウォーラックと交代してマスクを被っていた8番マット・サイスのタイムリ二塁打で1点を追加して2点差に広げると最後は守護神カルロス・エステベスが締めくくった。


打者大谷は第1打席にセンター前ヒット、第2打席ファーストゴロ、第3打席申告敬遠。第4打席はセカンドゴロに倒れ、3打数1安打。今季の打撃成績は打率.287、出塁率.360、OPS.899となっている。


エンゼルスはエース大谷の登板試合で5カードぶりの勝ち越し。これで貯金2。エンゼルス3番手のクリス・デベンスキーが2勝目(0敗)、5番手のカルロス・エステベスが12セーブ目をマークしている。


エンゼルスが5割前後の勝率でなんとか首位レンジャーズと2位のアストロズに食らいついている西部地区。アストロズが本来の強さを発揮して7連勝。首位と2ゲーム差。首位から3位エンゼルスとは5ゲーム差の混戦状態が続いている。


万年Bクラスのエンゼルスが何位になろうが、気にならないが、低迷が続くと「ヒリヒリした9月を過ごしたい」と語る大谷翔平の進退問題にも直結してくるだけに大谷翔平ファンには気になるところだ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。