エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。
大谷翔平NEWS
大谷は初回、四球と安打で得点圏に走者を背負うピンチを作ったが、その場面を乗り切ると許した安打は2回と4回のみ。
3回、5回は相手を三者凡退に退けて6回を93球(ストライク55)、被安打3、奪三振6、与四球2、失点(自責点)0の好投で今季5勝目(4敗)を挙げた。
Which was the nastiest Shohei K? pic.twitter.com/InATFxXmzG
— MLB (@MLB) June 17, 2022
これで今季は11試合の先発で60.1イニング、防御率3.28、奪三振77、9イニング換算の奪三振11.49、9イニング換算の与四球2.24でWHIP1.09になった。
打者でも例年6月は好調で、この日も3回の第2打席で大谷シフトの狭い二遊間を抜くライト前安打を記録。これで自己最長の11試合連続安打になった。
打者大谷は続く5回の第3打席にも大谷シフトの逆を突くレフト前安打を放ち、4打数2安打のマルチヒットをマークして今季の通算打率は.263に上昇した。
試合は3回と7回にマイク・トラウト外野手が2ラン本塁打(17号・18号)を放ち大谷をランサポート。
エンゼルスは7回以降にブルペンのループ、テペラ、イグレシアスがマリナーズ打線を1失点に抑えて4対1で勝利。イグレシアスに13セーブ目が付いた。
大谷翔平は登板した直近2試合で連敗ストッパーになったが、エンゼルスは30勝35敗で地区3位のまま。
6月後半のロイヤルズ3連戦やマリナーズとの残り7戦を勝ち越して5割ラインに近づけたいところだ。
なお、初めて見たがマリナーズのルーキー右腕ジョージ・カービー は威力ある4シームでエンゼルス打線を6回被安打6、失点2に抑えた。
トラウトに浴びた2ラン本塁打が命とりになったが、ここまで8試合の登板で防御率3.56と結果を出している。