エンゼルスの大谷翔平投手は現地8日(日本時間9日)、「2番DH兼投手」でマリナーズ戦に13試合目の先発登板。投手では5イニングで3失点だったが、打者では同点の17号2ランを放つなど3安打をマークしてチームの5連勝に貢献した。
大谷翔平NEWS
大谷翔平二刀流DAY
大谷は5イニング97球を投げ被安打3(被本塁打1)、奪三振6、失点3で降板した。四死球6とコマンドが悪く6勝目はならなかった。
今季の投手成績は76イニングで防御率3.32、WHIP1.04、奪三振102。
二刀流の真骨頂!自らのバットで同点劇
打撃では3回の第2打席が17号2ランのほか、第1打席はサードへの内野安打、第3打席は足を生かした二塁打を放ち、サイクル安打も期待されたが第4打席はファーストゴロだった。
先発登板した投手が4打数3安打2打点の信じられない活躍で、今季の打撃成績は打率.282、打点44、盗塁9、出塁率.356、OPS.919。
大谷は1回に4番ジャレッド・ケルニックに11号先制2ランを浴び、計3四球を与えるなど制球に苦しんだが、3回の第2打席で自らセンターオーバーの特大17号2ランを放ち同点にした。
ジャッジに2本差の17号本塁打
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)に2本差に迫る17号本塁打は、打球速度112.9マイル(約182キロ)、飛距離440フィート(約134メートル)の特大2ランとなった。
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レンドン二塁打、レンヒーフォがタイムリー
今季は下位打線が好調なエンゼルスは続く4回には4番アンソニー・レンドンが右中間に二塁打、5番ルイス・レンヒーフォがセンター前にタイムリーを放ち逆転に成功。3対2とリードした。
しかし、直後の5回には3番タイ・フランスのセンター前タイムリーで同点に追いつかれる。
ただ、今年のエンゼルスはここからが違った。3対3の同点で迎えた6回、エンゼルスは2番手の100マイル男ベン・ジョイスがマウンドに上がったが、先頭打者に四球を与えたあと、右手のアクシデントで緊急降板。
ブルペンが好投 エステベス17連続セーブ達成
この緊急事態に3番手のジェイコブ・ウェブが好リリーフを見せピンチを救う。
その好投に打線が応え6回裏の攻撃で2死一塁から7番ミッキー・モニアックに5号2ランが飛び出し、これが勝ち越しの決勝打になった。
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このあと、7回はウェブ、8回は4番手のサム・バックマンと無失点リレーで、9回は守護神カルロス・エステベスが登場。そのエステベスはソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたが5対4で逃げ切った。
エステベスは開幕から17連続セーブ達成で球団記録を塗り替えている。
これでエンゼルスは5連勝。同地区首位のレンジャーズと2位のアストロズが敗れたためゲーム差は、2位アストロズと1.5ゲーム差に縮まった。
▽大家に翔平 試合後のインタビュー
【MLB】大谷翔平「全部が悪かった」 初の中6日の影響は否定も「体が動きづらいなと」…一問一答#ShoTime #Angels #GoHalos #FullCount10thhttps://t.co/aN8yaxhNJY
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