7月も月間MVPを受賞したTWP大谷翔平が40号本塁打を放った。8月初アーチで6試合ぶりの本塁打だったが、エンゼルスは最終回に守護神カルロス・エステベスがまさかの逆転満塁打を被弾して同地区ライバルのマリナーズ戦4連戦の初戦を落とし3連敗になった。
MLB2023 GAMEDAY
大谷翔平 40号HRも4回アクシデントで降板
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番DH兼投手」で出場した「二刀流デー」で、8回に両リーグトップの40号本塁打を放つなど、2打数2安打1打点、2四球と活躍したが、エンゼルスはクローザーのカルロス・エステベスが逆転満塁弾を浴び、3対5で敗れた。
逆転負けに関しては、逆転勝ちする日も今季は多かったので、こんな日もあるだろう。毎年負け越して下位に甘んじているチームだからエンゼルスに関してはファンが忍耐力を持たなければならない。
エステベスに関してはコマンドが悪すぎるので、クローザーは新戦力のレイナルド・ロペスと併用したほうが良いだろう。
それより4イニング59球で降板した投手大谷の緊急降板の方が心配だ。こんどは右手のけいれんらしい。
Ohtani spoke to the media following tonight's outing 🔊@Angels | #GoHalos pic.twitter.com/8kTjiujCis
— Bally Sports West (@BallySportWest) August 4, 2023
大谷翔平 40号弾丸ライナーHR
凄かったのは、エンゼルスの大谷翔平投手が8回の第4打席で右翼席へ弾丸ライナーの40号ソロを放った。
40TH OF THE YEAR‼️🦄@Angels | #GoHalos pic.twitter.com/uv4q7RNZL8
— Bally Sports West (@BallySportWest) August 4, 2023
カウント2―2からの6球目だった。打球速度106.7マイル(約171.7キロ)、打球角度23度で右翼席へ突き刺さった。チーム110試合目での40号は、シーズン162試合に換算する58.9本ペースらしい。
打てないエンゼルス打線
ただ、大谷以外は相手の新人ブライアン・ウーに6イニングで3安打と沈黙。これも深刻だ。
逆転負けよりこの打線の方が心配だ。チーム全体で6安打。この数字を見るともともと負け試合だった。3本塁打以上打たないと負ける「打力優位」のチーム編成だから手負いの大谷だけではやはり勝てない。そっちの方が深刻だ。
大谷の打撃ランキング
明るいニュースをしよう。大谷翔平は4打席で申告敬遠を含む2四球。2打数2安打1打点、2得点、2四球だった。これで今季の打撃成績は打率.310、40本塁打、82打点、84得点、14盗塁、70四球、OBP.413、OPS1.098。
打率 AL3位
本塁打 両リーグ1位
打点AL 2位
四球AL 1位
得点AL 2位
OPS両リーグ 1位
長打率両リーグ 1位
ヒット数 AL3位
三塁打 AL1位タイ
これに9勝5敗 ERA3.32 WHIP1.07 奪三振160(9イニング換算の奪三振率11.55)という投手部門の成績も加味されて2023年シーズンMVPは確実だろう。
今季終了後にフリーエージェントになるが、ここまでは最高の契約更改イヤーになっている。あとは無事にシーズンを終了してほしい。
あわよくばポストシーズンで投げる姿を見られたら最高だ。
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