エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・パイレーツ戦に「2番DH」で先発出場し、初回に弾丸ライナーの同点36号ソロを放った。エンゼルスは7対5で逆転勝ち。この勝利で51勝49敗で地区3位に浮上。ワイルドカード圏内まで4.0ゲーム差になった。
大谷翔平NEWS
パイレーツの先発はエース格のミッチ・ケラー。1点を追う初回の第1打席。フルカウントからケラーの92.7マイル(約149キロ)をセンター方向にはじき返した。
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打球角度19度という鋭い当たりは、打球速度112.9マイル(約182キロ)で、弾丸ライナーがフェンスを越えていった。飛距離は410フィート(約125メートル)。15打席ぶりの安打が、貴重な同点弾となった。
チーム100試合目。58.3本ペースらしい。ここでも以前紹介したが、2021年は前半33本ペースだったが、後半13本ペースに落ち込み最終46本だった。
今季は後半戦ここまで9試合で5本塁打。日本選手最多「46」の記録更新は間違いないだろう。
自己の持つ日本人選手の最多本塁打数更新はもちろんだが、ここまできたら未到達の「50本塁打」の壁を越えてほしい。
「50本クラブ」はメジャーの100年を超える歴史でも昨季まで30人、のべ47回しかない。ベーブ・ルースが4回で最多。ミッキー・マントルらが2回。
その「50本クラブ」に関してはこちらの記事で⇩
ちなみに大谷のパイレーツ戦での本塁打は、メジャー6年目、6試合目の出場で初めて。これで23チーム目からの本塁打となった。
残りは、エンゼルス以外ではレッズ、マーリンズ、フィリーズ、ジャイアンツ、カージナルス、ナショナルズの6球団となった。
リーグの本塁打王争いでは2位のルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)に8本差を付けた。MLB全体でもマット・オルソン(ブレーブス)に4本差を付けた。
打点王争いではリーグ2位の77打点で、トップのアドリス・ガルシア(レンジャーズ)に3点差、ジョシュ・ネイラー(ガーディアンズ)と並んで2位タイ。
大谷は3回裏の第2打席は空振り三振に倒れたが、5回裏の第3打席は四球。6回裏の第4打席は空振り三振に倒れ、3打数1安打1打点1四球。
今季の打撃成績は打率.302、本塁打36、打点77、OBP.398、OPS1.072となっている。