エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レンジャーズ戦に「2番DH」で出場。初回の第1打席に打球速度109.1マイル(約176キロ)、飛距離437フィート(約133メートル)の42号ソロ弾を放った。
大谷翔平NEWS
大谷が勝利を呼び込む豪快42号ソロホームラン
大谷翔平の先制42号ソロが決勝点となってエンゼルスが2対0で勝利。3連戦GAME3で一矢を報いた。
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大谷が3安打でハッスル、チームをけん引
第2打席は俊足を飛ばしてサードへの内野安打を放ち、第3打席はレフトフライに倒れたが、第4打席で再びスピードを生かしてショートへの内野安打を放った。
この日の大谷は4打数3安打1打点で今季13度目の1試合3安打をマーク。今季の打撃成績は打率.306、本塁打42、打点85、出塁率.407、OPS1.071となった。
3連戦はすでに連敗して負け越しは決まっていたが、この日は2登板連続の7失点でマイナー落ちも考えられた崖っぷちのリード・デトマーズが8回途中まで強打のレンジャーズ打線を無安打に抑える好投。
8回裏1死からマーカス・セミエンに二塁打を許して降板したが、後続を2番手のレイナルド・ロペスが抑え、9回表にマット・サイスの8号ソロで貴重な追加点。9回裏はクローザーのカルロス・エステベスがピンチを招きながらもなんとか無失点に抑えた。
エンゼルスはこの日の勝利で8月ようやく4勝目(11敗)。勝率5割まで借金は2。ポストシーズン進出には絶望的な数字だが、なんとか大谷翔平だけは元気にシーズンを終えてほしい。
これは本人も最低条件のクリア目標にしてると思わうが、死球や自打球、投手への直撃弾など何が起こるかわからないので、エンゼルスは今季も低迷しても毎年のことだから仕方ないとして大谷だけは無事でシーズンを完走することに期待したい。
その上で大谷には、ここでも何度か紹介したシーズン50本塁打に到達してわずか30人しかいない「50本塁打クラブ」に名を連ねてほしい。