レッドソックスの吉田正尚が日米通算1000安打に到達。ツインズの前田健太もメジャー通算900奪三振に到達し、今季3勝目もマークした。大谷翔平所属のエンゼルスはマリナーズに敗れ前節から5連敗。プレーオフ(PO)進出はワイルドカードの3枠目でも厳しくなってきた。
MLB2023 GAMEDAY
吉田正尚が日米通算1000安打
レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場。第4打席でこの日2本目となるレフト前ヒットをマーク。
これで吉田は今季41度目のマルチ安打。このヒットがメジャー116本目で、オリックス時代の884安打と合わせ日米通算1000安打の達成となった。
オリックス 884安打
レッドソックス 116安打
一時は打率.320まで達し、リーグトップの打率をマークしていた吉田。その後は20打席ノーヒットと下降線をたどっていたが、8月に入って本来の調子を取り戻して3試合連続安打。
この日も第2打席でストレートをレフトへ弾き返し4試合連続安打。さらに第4打席でも三遊間の真ん中を抜ける技ありのレフト前ヒットで今季41度目のマルチヒットで、4打数2安打1得点だった。
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メジャー初年度にして41回目のマルチヒットをマークしています🔥#日本人選手情報https://t.co/0QHB1TJ74X pic.twitter.com/6osQDZDedd
試合は最終回の反撃もむなしく4対5で同地区ライバルのブルージェイズに敗れて3連敗。
吉田の今季の打撃成績は打率.307、12本塁打、54打点、OBP.366、OPS.847。
打率ではリーグ3位。出塁率(OBP)で同8位。OPSで同10位。本塁打数が物足りない気がするが、三振数は48で大谷翔平(117)の半分以下だ。
前田健太も好投で今季3勝目
ツインズの前田健太投手が5日(日本時間6日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発。6回2安打1失点7奪三振の好投で今季3勝目(6敗)を挙げた。
前田は今季12試合目の登板。初回の先頭ヘラルド・ペルドモを空振り三振に仕留め、メジャー通算900奪三振を達成した。
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これで前田の今季は59.2イニングで3勝6敗、防御率4.22、WHIP1.16、奪三振72。通算では181登板(先発147試合)62勝47敗、防御率3.90、WHIP1.14、奪三振906。
ツインズは混戦のア・リーグ中地区で首位をキープしている。
エンゼルスは5連敗でPOは厳しい状況に
大谷翔平のエンゼルスはこの日も同地区ライバルのマリナーズ戦GAME3に2対3で敗れ、4連戦3連敗で前節から5連敗。9年ぶりのプレーオフ進出はいよいよ厳しい状況になってきた。
大谷翔平は4打数ノーヒットで今季の打撃成績は打率.307、出塁率.410、OPS1.086になった。