ブルージェイズの菊池雄星は7回途中まで93球を投げて4安打無失点の好投で、開幕5連勝を飾った。レッドソックスの吉田正尚はマルチ安打で連続試合安打を16に伸ばした。大谷翔平のエンゼルスは大敗して首位決戦を1勝2敗で負け越した。
MLB2023 GAME DAY
菊池が開幕から無傷の5勝目
ブルージェイズの菊池は敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に先発して6.1イニングを被安打4で無失点の好投。ブルージェイズが10対1で勝利し、3連戦をスイープした。
菊池は、奪三振3、与四球2、無失点という安定したピッチングで、防御率3.35にアップ。
日本人投手単独トップとなる5勝目(0敗)。開幕から無傷の5連勝だ。パイレーツは7連敗。
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吉田の記録は16に更新
休養明けのレッドソックス吉田正尚はフィリーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第1打席でレフト前にラインドライブのクリーンヒットを放ち連続試合安打を16に伸ばした。吉田は第3打席にもライトへ鋭い打球で弾き返すヒットをマークして好調ぶりをアピール。
レッドソックス 吉田正尚
— 【MLB】放送 (@MLB_comment)
第3打席:ヒット
今日2安打目
打率.324 OPS.947🔥
2023年5月8日 vsフィリーズ#吉田正尚 #レッドソックス
Masataka Yoshida Boston Red Sox pic.twitter.com/tWHr6XzERr
吉田は、この日も4打数2安打のマルチヒットを記録。ただし、レッドソックスは1対6で敗れて連勝は8でストップ。吉田の2安打を含む5安打に抑えられた。
吉田の連続試合は16試合だが、日本人選手ではイチローの27試合連続安打(2009年5月6日から6月3日)などが最長で、16試合以上はイチローで過去11回、ほかにも大谷翔平や田口壮の18試合、青木宣親の17試合などがある。
エンゼルスは投壊で16失点
エンゼルスの大谷翔平は2安打したものの先発スアレスが3回途中7失点と打ち込まれてレンジャーズ相手に8対16で大敗。
エンゼルスは2試合連続の大敗で最終回に野手を登板させている。これでレンジャーズとの首位決戦を1勝2敗で負け越した。
先発したスアレスは試合後、左肩違和感で明日にもMRI検査を受けるという。これで戦線離脱が濃厚だ。
大谷は3打数2安打、2四球、1打点で打率.295、OPS.878。大谷のマルチヒットは今季11回目。