MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

千賀滉大が連敗ストッパー 7回自責0の快投で海賊打線を支配 

 

メッツの千賀滉大投手は10日(日本時間11日)、敵地でのパイレーツ戦に先発登板し、7イニングを投げて失点1(自責点0)の快投で6勝目を挙げた。

 

 

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千賀の7イニングはメジャー移籍後の最長イニング。ピッチカウント96球(ストライク54球)で打たれた安打は2、奪三振6、与四球4、失点1(自責点0)という圧巻の内容でゲームを支配した。

 

 

 

1回と2回に単打を1本ずつ許したが、3回から7回までの5イニングは四球で走者をだすもののゴロアウトと三振で圧巻の内容だった。与えた4回の失点は味方のフィルダースチョイスによるもので自責点はゼロだった。

 

 

 

たまに弾き返された打球もあったが、センターのブランドン・ニモのファインプレーにも助けられた。メッツは連敗中で、自軍の連敗を「7」で止めた千賀の好投を称えたい。


これで今季は12試合に先発して64イニングで防御率3.34、WHIP1.38、奪三振79(K/9=10.99)、与四球40(BB/9=5.57)。防御率は3.75から3.34に改善した。12試合で被本塁打7は極めて少ない数字だ。


メッツは7回にマーク・キャナの2点タイムリ二塁打で勝ち越すと、千賀のあとを8回はデービッド・ロバートソン、9回はアダム・オッタビーノが無失点リレーで連敗を止めた。