MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

メッツの千賀滉大が1年目でシーズン200奪三振 リンドーアは「30-30」到達

 

メッツの千賀滉大投手がメジャー1年目の日本人投手としては4人目となるシーズン200奪三振に到達した。また、フランシスコ・リンドーアがメッツでは4人目の「30-30」を達成している。

 

 

MLB2023

 



千賀はマーリンズとのダブルヘッダーGAME2に今季29試合目の先発登板。


初回には1番ジョン・バーティに先頭打者弾を献上したが、2回には3者連続奪三振をマーク。

 

3回に先頭9番ゼイビアー・エドワーズをカットボールで空振り三振に仕留めて今季199個目を記録。


記念すべきシーズン200奪三振は、3回2死一塁から3番ジェイク・バーガーをフォークで斬ってとり大台に到達した。

 

 

 

 

千賀は5回2死一、三塁でバーガーを内角高めの4シームで空振り三振を奪って2007年の松坂大輔を超える202個目をマークした。


この試合での千賀は5イニング96球で被安打3、失点2、与四球3、奪三振8。今季の防御率を2.98、WHIP1.22、奪三振202にした。

 

 

 

 

日本人投手のメジャー1年目の200奪三振は4人目。シーズン200奪三振は、これまでに野茂英雄(1995年)、松坂大輔(2007年)、ダルビッシュ有(2012年)、大谷翔平(2022年)が記録しているので千賀で5人目になる。

 

メッツの新人投手では1984年のドワイト・グッデンに次ぎ2人目となる。グッデンはこの年276奪三振をマークした伝説の剛腕投手だ。

 

試合は4対2でマーリンズが勝ったが、この試合でメッツのフランシスコ・リンドーアが2回に29号ソロ、4回に30号同点ソロを放って球団史上4人目(5度目)となる「30-30」を達成した。