MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ドジャースのクレイトン・カーショウがメジャー通算200勝!

 

ドジャースクレイトン・カーショウが18日のメッツ戦に先発登板し、7イニングを無失点、奪三振9の見事なピッチングで今季3勝目(1敗)。メジャー通算200勝(88敗)を達成した。

 

 

 

MLB2023

 

 

 

ドジャースで200勝を達成した投手としてはドン・サットン投手(233勝)、ドン・ドライズデール投手(209勝)に続く3人目。

 

 

 

 

カーショウは35歳。2008年にドジャースでメジャーデビューして以来、ドジャースひと筋で16年間。

 

その間、投手に与えられる最高の勲章ともいえる「サイ・ヤング賞」を3度受賞(2011年、2013年、2014年)。

 

2011年から4年連続を含む5回の「最優秀防御率賞」。この5回は歴代5位。4年連続はサンディ・コーファックスに次ぐ歴代2位。

 

このブログを始めた頃の2014年に21勝3敗、防御率1.77という圧巻の成績で、サイ・ヤング賞とシーズンMVPを同時受賞している。これは史上11人目の快挙だった。

 

速球とスライダーのコンビネーションを武器に「12-6」と呼ばれている時計の12時から6時まで大きく曲がり落ちるカーブボールなどを駆使して奪三振もここまで通算2833。

 

2011年、2013年、2015年の過去3度、「最多奪三振賞」にも輝いた、ヘルシーに今季を終了すればシーズンの終盤には通算3000奪三振の可能性も考えられる。

 

オールスターゲームに9回選出。開幕投手も9回で。8年連続開幕投手は球団歴代1位。メジャー屈指の左腕として2010年代のドジャース黄金期をけん引した。

 

まだまだ語りつくせないぐらいカーショウの栄光の記録はある。

 

CBSスポーツによると過去、100敗未満で200勝を挙げた投手は5人で、最近の達成者は2006年のペドロ・マルチネス(当時メッツ)で97敗だった。

 

過去達成の5人は全て殿堂入りしており、カーショウも将来の殿堂入りが確実されている。