MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

俺たちのエースはコイツだ!『2022年開幕投手情報』④

 

「俺たちのエースはコイツだ!」と題してこのブログでも毎年注目している開幕投手

 

プライドの高いメジャーリーガー、とくに“エリートスターター”と呼ばれる先発ローテーションのトップクラスの投手たちにとっては、開幕戦のマウンドに立つことほどプライドをくすぐられることはないだろう。

 

 

 

MLB2022 Opening Day 

 

最強タンデムと目されたジェイコブ・デグロムマックス・シャーザーが共に故障でどちらも開幕戦にその姿が見られないというメッツは、26歳の右腕タイラー・メギルが先発することを発表した。

 

これで30球団の2022年シーズンの開幕投手が確定した。

 

 

コービン・バーンズが開幕投手

 

カブスと対戦するブリュワーズは現地時間3月29日(日本時間30日)、昨年のサイ・ヤング賞投手コービン・バーンズ開幕投手に指名した。

 

バーンズはメジャー4年目の昨季、28試合に先発して167イニングを投げ、11勝5敗、防御率2.43、234奪三振の好成績をマーク。

 

ここでも紹介したが、開幕から58奪三振連続無四球のメジャー新記録、10者連続三振のメジャータイ記録など記録的な1年だった。

 

チームには過去2年連続で開幕投手だったブランドン・ウッドラフもいるため、バーンズも「このチームでは、ローテーションの5人のうち、誰が開幕投手になってもおかしくない」とコメントしている。

 

ジャイアンツはローガン・ウェブが開幕投手

 

昨季ドジャースを制して地区制覇したジャイアンツの開幕投手は、メジャー4年目の25歳右腕ローガン・ウェブに決定。

 

ウェブは昨季、27試合(うち26先発)に登板して148回1/3イニング、11勝3敗、1ホールド、防御率3.03、158奪三振と活躍して地区制覇に貢献した。

 

13年ぶりにホームで開幕戦を戦うジャイアンツは、昨季の先発ローテーションからケビン・ゴーズマンジョニー・クエトが抜けたものの、カルロス・ロドンアレックス・カッブを新たに獲得。アンソニー・ディスクラファーニアレックス・ウッドとは再契約した。

 

投手陣のメンター役だったバスター・ポージー捕手が引退して心配な部分もあるが、先発ローテはライバルのドジャースとも遜色ない顔ぶれだ。

 

 

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全30球団の開幕投手たち

 

アメリカン・リーグ

 

オリオールズ

ジョン・ミーンズ(2年連続2度目)
【2021年成績】26試合 6勝9敗 防御率3.62 146回2/3 134奪三振

 

レッドソックス

ネイサン・イバルディ(3年連続3度目)
【2021年成績】32試合 11勝9敗 防御率3.75 182回1/3 195奪三振

 

ヤンキース

ゲリット・コール(3年連続4度目)
【2021年成績】30試合 16勝8敗 防御率3.23 181回1/3 243奪三振

 

レイズ

シェーン・マクラナハン(初)
【2021年成績】25試合 10勝6敗 防御率3.43 123回1/3 141奪三振

 

ブルージェイズ

ホセ・ベリオス(2年ぶり3度目)
【2021年成績】32試合 12勝9敗 防御率3.52 192回 204奪三振

 

ホワイトソックス

ルーカス・ジオリト(3年連続3度目)
【2021年成績】31試合 11勝9敗 防御率3.53 178回2/3 201奪三振

 

ガーディアンズ

シェーン・ビーバー(3年連続3度目)
【2021年成績】16試合 7勝4敗 防御率3.17 96回2/3 134奪三振

 

タイガース

エドゥアルド・ロドリゲス(初)
【2021年成績】32試合 13勝8敗 防御率4.74 157回2/3 185奪三振

 

ロイヤルズ

ザック・グレインキー(2年連続6度目)
【2021年成績】30試合 11勝6敗 防御率4.16 171回 120奪三振

 

ツインズ

ジョー・ライアン(初)
【2021年成績】5試合 2勝1敗 防御率4.05 26回2/3 30奪三振

 

アストロズ

フランバー・バルデス(初)
【2021年成績】22試合 11勝6敗 防御率3.14 134回2/3 125奪三振

 

エンゼルス

大谷翔平(初)
【2021年成績】23試合 9勝2敗 防御率3.18 130回1/3 156奪三振

 

アスレチックス

フランキー・モンタス(2年ぶり2度目)
【2021年成績】32試合 13勝9敗 防御率3.37 187回 207奪三振

 

マリナーズ

ロビー・レイ(初)
【2021年成績】32試合 13勝7敗 防御率2.84 193回1/3 248奪三振

 

レンジャーズ

ジョン・グレイ(4年ぶり3度目)
【2021年成績】29試合 8勝12敗 防御率4.59 149回 157奪三振

 

ナショナル・リーグ

 

ブレーブス

マックス・フリード(2年連続2度目)
【2021年成績】28試合 14勝7敗 防御率3.04 165回2/3 158奪三振

 

マーリンズ

サンディ・アルカンタラ(3年連続3度目)
【2021年成績】33試合 9勝15敗 防御率3.19 205回2/3 201奪三振

 

メッツ

タイラー・メギル(初)
【2021年成績】18試合 4勝6敗 防御率4.52 89回2/3 99奪三振

 

フィリーズ

アーロン・ノラ(5年連続5度目)
【2021年成績】32試合 9勝9敗 防御率4.63 180回2/3 223奪三振

 

ナショナルズ

パトリック・コービン(4年ぶり2度目)
【2021年成績】31試合 9勝16敗 防御率5.82 171回2/3 143奪三振

 

カブス

カイル・ヘンドリックス(3年連続3度目)
【2021年成績】32試合 14勝7敗 防御率4.77 181回 131奪三振

 

レッズ

タイラー・マーリー(初)
【2021年成績】33試合 13勝6敗 防御率3.75 180回 210奪三振

 

ブリュワーズ

コービン・バーンズ(初)
【2021年成績】28試合 11勝5敗 防御率2.43 167回 234奪三振

 

パイレーツ

J.T.ブルベイカー(初)
【2021年成績】24試合 5勝13敗 防御率5.36 124回1/3 129奪三振

 

カージナルス

アダム・ウェインライト(6年ぶり6度目)
【2021年成績】32試合 17勝7敗 防御率3.05 206回1/3 174奪三振

 

ダイヤモンドバックス

マディソン・バムガーナー(4年連続8度目)
【2021年成績】26試合 7勝10敗 防御率4.67 146回1/3 124奪三振

 

ロッキーズ

カイル・フリーランド(3年ぶり2度目)
【2021年成績】23試合 7勝8敗 防御率4.33 120回2/3 105奪三振

 

ドジャース

ウォーカー・ビューラー(初)
【2021年成績】33試合 16勝4敗 防御率2.47 207回2/3 212奪三振

 

パドレス

ダルビッシュ有(2年連続3度目)
【2021年成績】30試合 8勝11敗 防御率4.22 166回1/3 199奪三振

 

ジャイアン

ローガン・ウェブ(初)
【2021年成績】27試合 11勝3敗 防御率3.03 148回1/3 158奪三振

 

 

▽記事参考/引用

 

http://www.mlb.jp/category/news/#47808