WS2020 GAME1
ドジャース 8
レイズ 3
走攻守でドジャースが圧倒
両リーグの最高勝率同士の対戦になった第116回ワールドシリーズGAME1は、ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショウが好調レイズ打線を6回、被安打2、奪三振8、失点1に抑える好投。
打線もコディ・ベリンジャーの先制2点本塁打、ムーキー・ベッツのソロ本塁打などでレイズの速球派右腕タイラー・グラスノーを攻略して8対3でシリーズを先勝した。
GAME 1 ✅@Dodgers roll to take a 1-0 World Series lead! pic.twitter.com/Cg0lh9C9Mp
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 21, 2020
ドジャースのカーショウは立ち上がりこそ、やや不安定なシーンもあったが、決定打を許さなかった。一方、レイズの先発グラスノーは4回にベリンジャーから被弾。
5回にも四球で走者をためてベッツの本塁への好走塁などで揺さぶられ、好調ウィル・スミスにタイムリーを許すなど、ここ一番でカーショウとの(大舞台での)経験の差を感じさせる投球内容だった。
グラスノーは4回1/3で8三振を奪ったが、6四球を出してタイムリーを許すという悪いイメージの展開だった。
2年ぶりの大舞台となったドジャースは、カーショウが2回以降、ケビン・キーアマイヤーのソロ本塁打だけに抑え、バックもジャスティン・ターナー三塁手やベリンジャーが好守備で投手陣を助けるシーンもあって主軸選手が随所で活躍。
これから先のシリーズを気分よく戦えるような快勝スタートだった。カーショウは、このポストシーズン3勝目で、通算では12勝目(12敗)。
BELLINGER AT THE WARNING TRACK 😤
(via @FOXSports)pic.twitter.com/GrGaoKdCQN
— Bleacher Report MLB (@BR_MLB) October 21, 2020
今年のメジャーリーグは60試合の短縮シーズンで、プレーオフにも負け越したチームなど例年の10チームより多い16チームも出場するなど、通常のシーズンより“軽い”イメージのシーズンになってしまったが、両リーグの最高勝率同士の決戦になって、なんとか世界一を決めるシリーズになったような気がする。
個人的には、豊富な資金をつぎ込んで好選手をかき集めたスター軍団より、スモール・バジェット(低予算)でも工夫をしながら頂点を目指すチームを応援しているが、その初戦は、高年俸の選手がコストに合った、ある意味プロらしいパフォーマンスを発揮してシリーズの初戦を盛り上げた。
レイズの筒香嘉智外野手はロースター入りしたものの、ここでも出番はなかった。
【 #ドジャース 】ムーキー・ベッツが打って走って大活躍✨第1戦でのパフォーマンスをチェックしよう😎https://t.co/c5BFKrgna8#2020ワールドシリーズ#WorldSeries pic.twitter.com/2MExHMmS7D
— MLB Japan (@MLBJapan) October 21, 2020
Cody Bellinger and Mookie Betts are the 5th pair of former MVP winners on the same team to both HR in a World Series game.
It's the first time that's happened since Barry Bonds and Jeff Kent both homered in Game 2 of the 2002 World Series.
h/t @EliasSports pic.twitter.com/bZcHVsLM3t
— ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) October 21, 2020