MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

カーショーが故障者リスト入り 代役新人・メイが5回途中1失点の好投

 

 

MLB2020 開幕戦

 

 

本拠地ドジャー・スタジアムに同地区ライバルのジャイアンツを迎えたドジャースは、開幕投手クレイトン・カーショーを腰の張りのため10日間の故障者リストに登録したことを発表。

 

これに伴って新人右腕のダスティン・メイがメジャーへ昇格し、このアクシデントにカーショーの代役として緊急登板。開幕投手を務め、5回途中まで被安打7、4奪三振、無四球、1失点の好投でゲームの流れをドジャースに引き寄せた。

 

デーブ・ロバーツ監督によると、カーショーはウエイトルームでのトレーニング中に腰を痛めたという。具体的な復帰時期については明言を避けた。

 

このアクシデントでドジャースは昨年の先発投手陣から柳賢振(リュ・ヒョンジン:ブルージェイズ)、前田健太(ツインズ)、リッチ・ヒル(ツインズ)が抜け、レッドソックスとのトレードで獲得したデービッド・プライスは出場辞退を表明。

 

カーショーの離脱により、昨年の投球イニング数チーム上位4人のうち3人(柳、カーショー、前田)を欠く状態で2020年シーズンの開幕を迎えるという緊急事態になった。

 

7回裏には一死2・3塁からジャスティン・ターナーの内野ゴロの間にムーキー・ベッツが快足を飛ばして勝ち越しのホームを踏む(記録は野選)など、記録には残らない好走でチームの勝利に貢献している。

 

ドジャースは、6番セカンドで出場のキケ・ヘルナンデスが4安打5打点の猛打賞の活躍。メイの後を投げた4人のリリーバーが無失点リレーを展開。

 

4番手のアダム・コラレックが今季初勝利をマークした。3番ベリンジャー、4番ターナー、5番シーガーが2安打をマーク。ベッツは5打数1安打だった。