パドレス先発のダルビッシュ有は日本時間7日、敵地シカゴ・リグレー・フィールドでのカブス戦に先発登板。5イニングを被安打3、無失点の好投で今季2勝目をマーク。パドレスが、3連戦の初戦に勝利している。
MLB2024 GAMEDAY
試合はダルビッシュとカブス先発のジャスティン・スティールの力投で5回までスコアボードに0が入る投手戦になったが、6回に一挙6点を先制。その後のカブスの反撃を3点に抑えてパドレスが6対3で勝利。
ダルビッシュは今季7試合目の先発。5イニング83球を投げて奪三振5、与四球1、失点0と安定したピッチングを見せ、2勝目をマーク。今季の防御率も2.94までアップした。
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— San Diego Padres (@Padres) May 7, 2024
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首の張りにより、一時は負傷者リスト(IL)入りしていたが、4月30日のレッズ戦で復帰し5回3安打無失点。今季初勝利をマークし、日米通算197勝目を挙げていた。チームも連敗中だったが、ダルの好投で負の連鎖にくさびを打ち、パドレスの連勝がスタートした。
マイルストーンまであと2勝に迫ったダルビッシュ。好調ドジャースを追撃するには欠かせない大黒柱の復活だ。
試合後ダルビッシュは「前回よりか制球はあまり良くなかったですけど、力はありましたし、体も前回に比べて元気だったので結果につながったかなと思います」。
ILから復帰後は10回無失点を続けていることに対して 「きょうはちょっと思い切ってメカニクスを一気に変えたので、それによって球速、力はあったと思うんですけど。ちょっとリリースのタイミングが合わなくてフォーシームのムーブメントがあまりよくなかったんですけど、そういうところを改善していければいいかなと思います」とコメントしている。
この試合では2番手の松井裕樹が、メジャー初被弾となる2ランを浴びて1イニングを持たずに2失点で降板。松井は今季17試合で防御率は3.38となった。