MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平 マルチ安打で首位打者キープ 鈴木誠也 4号ソロ 

 日本時間16日に開催されたMLBで日本選手が活躍したゲームを紹介したい。この日は菊池雄星が先発して5回途中1失点だったが、最終回にブルージェイズの6番手ジョーダン・ロマノがオリオールズのアンドリー・ラッチマンに痛恨の逆転サヨナラ2ランを浴びて2対3で惜敗した。

 

MLB2024 GAMEDAY

 

 

 カブス鈴木誠也は終盤にダメ押しの4号ソロ本塁打をマーク。ドジャース大谷翔平は2安打を記録しているが、チームは1対4で負け3連戦スイープを逃した。

 

 ブルージェイズの菊池は今季9試合目の先発登板。いきなり先頭打者アーチを浴び失点。7試合ぶりに6イニング以上を投げることもできなかったが、5回途中まで88球を投げて被安打6、奪三振9、与四球1、失点1だった。


 菊池は、クオリティ・スタート(QS)率55.6%、K/BB5.50、防御率も試合前の2.64から2.60に改善。依然としてと高い数値をキープして開幕からチームの勝利に貢献している。


 カブス鈴木誠也は、強豪ブレーブス戦に「2番・ライト」でスタメン出場。第1打席からピッチャー強襲の二塁打、レフトフライ、ショートフライ、センターライナー、8回の第5打席に4号ソロで5打数2安打1打点の活躍で存在感を発揮している。

 

 

 

 

 鈴木のマルチ安打は今季7度目、故障者リストからの復帰後2度目。本塁打は約1ヶ月ぶりで、今季の打撃成績は打率.280、出塁率.337、OPS.825となっている。夏に向けての量産に期待したい。

 

 ドジャース大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場。四球、見逃し三振、センターへのヒット、見逃し三振、レフトへのヒットで4打数2安打1四球。

 

 

 

 

 この試合では全体的に主審のストライク判定に首をかしげたくなるシーンも多かったが、大谷は今季20度目のマルチ安打で、今季の打撃成績は打率.364、OPS1.107となり、打率とOPSの両部門でMLBトップの座をキープしている。

 

 ドジャースは1対4で惜敗。3連戦のスイープならず明日からはホームでレッズを迎え撃つことになる。