メッツと先発左腕のショーン・マナイアが3年総額7500万ドルで再契約を結んだと日本時間23日、ESPNのジェフ・パッサンが自身のX(旧ツイッター)で報じた。
MLB契約情報
11月8日にここでも軽く紹介したが、今オフのFA市場でトップ10に入るスターター(先発投手)。
BREAKING: Left-hander Sean Manaea and the New York Mets are in agreement on a three-year, $75 million contract, sources tell ESPN. The 32-year-old is running it back with the Mets.
— Jeff Passan (@JeffPassan) December 23, 2024
マナイアは今季メッツで32試合に登板し、181.2イニング、12勝(6敗)を挙げ、防御率3.47(FIP3.83)、奪三振184。9年目のシーズンでイニング数でキャリアハイ、自身4回目の2ケタ勝利をマークした。
クリス・セールのフォームを参考にしたという肘を下げた投球フォームを自分のものにすればさらに成績は安定するものと思われるので、この再契約はメッツにとっては大きな戦力強化につながる。
今オフのメッツはマナイア、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナと3人の主力スターターがFAとなり、ローテーションの再構築が緊急の課題だった。
これで来季のメッツは、マナイア、千賀滉大、フランキー・モンタス、クレイ・ホームズ、デービッド・ピーターソンが先発ローテーションを形成することになる。
Mets, LHP Sean Manaea reportedly agree to 3-year deal, per multiple reports including @MLBNetwork insider @JonHeyman. pic.twitter.com/q7SBdtfMnD
— MLB (@MLB) December 23, 2024
ここにグリフィン・キャニング、ポール・ブラックバーン、タイラー・メギルらが加わり千賀の健康状態、ホームズの先発転向などが心配だが何とか頭数は揃ったという印象。
好きなチームなので厳しい評価かもしれないが、どちらにしてもマナイアの再契約は大きな戦力アップにつながるものと思われる。
フィリーズ、ブレーブスといったコンテンダーに対して勝負できそうな先発ローテーションになったといえるのではないだろうか?