MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

メッツの千賀滉大が8回1失点の力投で7勝目 メッツは9回2死から逆転で4連勝

 

メッツの先発ローテーションを支える千賀滉大投手は、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板。メジャー移籍後最長イニングとなる8イニングを投げ、被安打4、失点1の快投。12三振を奪い7勝目(5敗)を挙げた。

 

 

MLB2023 GAMEDAY  

 



千賀は先発ローテーション投手ではチーム最多の16試合目の先発。初回は、2安打を浴び1死一、二塁とされたが、4番クリスチャン・ウォーカーを遊ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。

 

2、3回は3者凡退。相手の打線が2巡目に入った4回は、この日唯一の四球を与えたが、3アウトをすべて三振で打ち取り本領発揮。

 

同点で迎えた7回、先頭の4番クリスチャン・ウォーカーにレフト中段へ18号ソロを浴び1点を失ったが、8回も三者凡退で打ち取って8イニング1失点のハイクオリティースタート。

 

そんな力投する千賀を打線がランサポート。1点を追う9回2死、千賀とバッテリーを組む7番フランシスコ・アルバレスがフルカウントからレフトへ起死回生の同点ソロ。

 

 

 

その後もマーク・キャナのタイムリ三塁打で勝ち越しに成功。千賀は7勝目(5敗)をマークし、2番手のデービッド・ロバートソンが13セーブ目を記録した。

 

 

 

 

千賀はこれで防御率3.53から3.31までアップ。投球イニング89.2はチームトップ。奪三振113もマックス・シャーザーやジャスティン・バーランダーの「サイ・ヤング賞」コンビを上回るチームトップでリーグ8位の好成績だ。