MLB メジャーリーグ物語

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大谷翔平 球史に刻む偉業 40本塁打以上で10勝達成はMLB史上初の快挙 

 

大谷翔平投手の指の状態は良くなっているようだ。エンゼルス大谷翔平は9日(日本時間10日)、ホームでのジャイアンツ戦に今季22試合目の先発登板。「2番・DH兼投手」の二刀流デーで今季10勝目を挙げ、史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打を達成した。

 

 

大谷翔平 二刀流DAY

 



大谷は2回に先取点を与えたが、4回~6回を無安打の三者凡退に打ち取る安定感のあるピッチングで6イニング97球(ストライク60球)で被安打3、与四球3、奪三振5、失点1というクオリティースタート(QS)。

 

大谷の今季の投手成績は、10勝5敗、ERA3.17、WHIP1.06、130.2イニングで165奪三振(K/9=11.36)。被打率.185。

 

15勝&34本塁打をマークした2022年に続いて今季も「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。ベーブ・ルースも1918年の1度しか出来なかった偉業を史上初めて2度達成した。

 

2023 Shohei Ohtani: 40 (10 wins)
2022 Shohei Ohtani: 34 (15)
1918 Babe Ruth: 11 (13)
1931 Wes Ferrell: 9 (22)

 

さらに付け加えると40本塁打以上を打った選手の10勝はMLB史上初らしい。今季も夏以降に大谷の伝説を作る季節になってきた。


大谷の好投チームも4対1で2連勝。7連敗した後2連勝。結局、長かった16連戦を7勝9敗で消化した。


試合展開は1点ビハインドの6回。先頭の“夏男”ルイス・レンヒーフォが二塁打で出塁すると大谷は申告敬遠。無死一、二塁のチャンスから3番ブランドン・ドルーリーがレフトへ同点タイムリー。続く4番マイク・ムスタカスがライトスタンドへ11号3ランを運んで勝ち越しに成功した。

 

 

 

 

大谷は打撃では2打数ノーヒット2四球で今季の打撃成績は打率.306、OBP.410、OPS1.076となっている。


エンゼルスは逆転勝ちで2連勝。58勝58敗の勝率5割に戻したが地区4位は変わらず、地区3位のマリナーズが7連勝している。