MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平が一夜で同点3ラン2発、8打点の貢献!それでもエンゼルスは連敗

 

大谷翔平が1試合で3ラン本塁打(14号・15号)を2本放った。2本とも劇的なアーチだったので、ここでも称賛の意味を込めて記録しておきたい。

 

 

大谷翔平NEWS

 

球団史上7人目の1試合8打点

 

エンゼルス大谷翔平がホームでのロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席に、8試合ぶりとなる14号3ランを放った。

 

さらに9回の第5打席には同点に追いつく15号3ランを記録。1試合2本塁打は5月29日(同30日)以来、20試合ぶり今季4度目。1試合3安打は8試合ぶり。

 

大谷翔平選手の8打点は、エンゼルスでは7人目。2007年に10打点を記録したアンダーソン以来15年ぶり。

 

 

 

今季の打者大谷翔平スタッツ

この日は6打席4打数3安打2犠飛だった。これで今季は、打率.260、本塁打15、二塁打13、三塁打1、打点45、得点44、三振71、死球26(死球3)、盗塁7、出塁.331、長打率.489、OPS.820、得点圏打率.275。

 

 

 

 

各打席を振り返りたい。

 

初回の第1打席

初回の第1打席は、初球の外角球をセンター前へ落として2試合連続安打。

 

第2打席

第2打席は高めを打ってファーストゴロに倒れた。

 

第3打席は14号3ラン本塁打

6回無死一、二塁で迎えた第3打席は、甘く入ったフォーシームを捉え、8試合ぶりの14号3ラン。

 

センター右の最深部に運んだ一撃だった。テレビの画面でも打った瞬間に本塁打と分かる当たりだった。

 

打球角度25度、打球初速度111.5マイル(約179.4キロ)、飛距離423フィート(約128.9メートル)だった。

 

 

 

第4打席は犠打

第4打席は5対7の7回1死一、三塁から1点差に迫るセンターへの犠牲フライだった。

 

第5打席は歓喜の15号バンザーイ同点弾

そして第5打席。7対10の9回裏1死一、二塁から、右腕バーロウの内角カーブを完璧に捉えた打球はファンの大声援と共にライトスタンドに吸い込まれた。

 

 

 

美しい本塁打だった。セカンド走者のタイラー・ウェイドも大谷が打った瞬間に「バンザイ」した起死回生の同点弾だった。

 

悠然と打球の行方を見守った大谷は、ベンチに向かって力強くガッツポーズして雄たけびを上げた。

 

打球角度32度、打球初速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離438フィート(約133.5メートル)の一発だった。

 

 

 

 

 

第6打席

2点を追う延長11回はレフト犠牲フライで自己最多8打点目を記録した。

 

大谷の活躍で反撃したが、エンゼルスは11対12で悔しい2連敗。明日は、大谷の今季12試合目の先発登板が予定されている。

 

3度目の連敗ストッパーに成るか、期待したい。